芋焼くよ！ ページ38
「まぁ…こんなもんだよね？」
目の前には、山積みになった落ち葉。
泥だらけの私が仁王立ちで見つめる。
8割方、鳴狐と御手杵と、影が薄くて居るのを忘れてた三日月、途中参戦の髭切、膝丸が集めてくれた。
肩までありそうな山。
横には台車に乗った大量のさつま芋。
明らかに私達だけで食べる量じゃない。
髭切「燭台切から頼まれてねぇ」
膝丸「全員のだ」
「……冬の食料大丈夫かね…」
まぁ、いざとなったら地下に貯蔵庫があるから問題は無いんだけども。
芋が予想以上に多かった為、地面に少し穴を掘って、芋が外に転がり出ないようにすることに。
そして、穴といったらこの方。
「頼んだ、鶴丸」
鶴丸「まかせろ！」
三日月「穴堀りプロの登場だな」
張り切っているからか、ものすごいスピードで穴を掘っていく鶴丸。
それを見て笑いながらお茶を飲む私達。
無事、みっちゃんが持ってきてくれたお茶。
穴も堀り終わり、まずは落ち葉に火をつける。
焼き芋は、※熾火(おきび)のようになるまで、落ち葉を焼き、それからアルミホイルで巻いた芋を入れるのだそうだ。
燭台切「じゃあ入れていくから芋を渡してくれないかな」
「勿論。ね？明石さん」
明石「………はい？」
「蛍丸ー！頼んだー！」
蛍丸「はーい。……じゃ、国行……」
明石「ゲッ………勘弁してください…」
私は書類の山を整理するために一旦離脱。
すぐに帰ってくるけどね。
焼くのはみっちゃんに任せたから、ハズレの無い焼き芋ができるであろう。
部屋の2/3を占める書類。歩き回ることもできない自室。少なくとも、寝る場所は確保しときたい。
というか、早く終わらせて片付ければいいんだよね、ほんと。
「あぁ…明石さんが蛍丸に怒られて頑張ってるとこ、見たかった…」
明石「………あんたドSなん？」
愛染「今更かよ？」
「え、何それ。Aちゃん聞き捨てならない」
─────────────
※熾火(おきび):薪が燃えた後の赤くなったもの
だったと思う…
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篠屋裕季(プロフ) - ……わぁ(すごぉい……) (2019年4月1日 0時) (携帯から) (
レス) id: f2dc7330c9 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - カロさん» わわっ！ありがとうございます！なるべく早く更新できるように頑張りますね！ (2018年7月27日 18時) (レス) id: 67d174a554 (このIDを非表示/違反報告)
カロ - 椎茸……嫌だ!! 無理！そんなパーティー嫌だ!!でも,こんな本丸で、過ごしてみたい……。というか、さすが,清光… 更新頑張って下さいね!! (2018年7月27日 18時) (レス) id: cab3b979f4 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - ダサクシャ522さん» 好きですよー。映画も見ました(笑)素晴らしい作品ですよね。 (2017年8月25日 17時) (レス) id: 67d174a554 (このIDを非表示/違反報告)
ダサクシャ522 - 鋼の連金術○好きなんですか？私録画あります←いつまでおいてんだよ (2017年8月25日 12時) (レス) id: 577bbc7a82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 x他1人 | 作成日時：2017年1月2日 23時
