落ち葉の山を作ろう ページ37
愛染「どおぉりゃあぁぁあ！！！！」
「うわあ！凄い！一気に集まってる！……
っし！私も！」
蛍丸「ちょっと！砂埃が………うわっ！」
明石「芋ってどれくらいで焼けるんです？」
一期「30分程度でしょうか…。確か、竹串などで確かめながら焼くんですよ」
明石「えぇ……自分、見てるだけでええわ」
蛍丸「ちょっと！呑気に話してないでこの人達どうにかしてよ！」
暴走する2人から逃げ出す蛍丸。
砂と一緒に宙に舞う落ち葉。もうすでに砂を集めているのか、落ち葉を集めているのか分からない。
奥の方で袋に落ち葉を集めている鳴狐は、楽しそうだなと思いつつも、余計な騒動に巻き込まれたくないため、目立たない様に落ち葉の袋を着実に増やしていた。
御手杵「お、何やってるんだ？」
そこにたまたま通りかかった御手杵。
彼もまた、気付かれない様に鳴狐に声をかけた。
狐「焼き芋を作る為に落ち葉を集めているのです！」
御手杵「へえ！それなら俺もやろうかな。この袋に入れればいいのか？」
狐「はい！おそらく向こうの山は大変なことになりそうなので、ある程度此方で集めて持っていこうかと！」
御手杵「……山……か？」
「きゃー！」と笑いながら集めている落ち葉は何故かもう燃えている。
そしてその上を、愛染と我が主が走り抜けているのである。
普通なら止めるであろうが、この主である。
遠くで呆れながら見ていても何も起こらないであろう。
起こったとしても彼らが何とかしてくれるだろう。
御手杵「あー……手に負えるわけがない……」
鳴狐「うん」
御手杵「加州が見たら血相変えて大慌てで止めさせるぞ」
鳴狐「だろうね」
が、血相を変えて火を消し止めたのは明石であった。
水を入れた大鍋を豪快にぶっかける。
見事に消し止められた火を見てから説教を始めた明石国行。
まあ、普通そうなるわな。
御手杵はそれを見て空笑いをした。
明石「いい加減にしてください！何かあったらどうする気なんですか？！ほんま！」
蛍丸「国行が……走った…」
愛染「しかも全力で説教……」
明石「今そこ驚くとこやないし、愛染国俊は少し反省せえ！」
「一期さんのスルースキルがヤバい。何事も無かったかのように落ち葉集めてる」
頭をかかえ始めた明石だが、助けの手は伸びてこなかった。
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篠屋裕季(プロフ) - ……わぁ(すごぉい……) (2019年4月1日 0時) (携帯から) (
レス) id: f2dc7330c9 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - カロさん» わわっ！ありがとうございます！なるべく早く更新できるように頑張りますね！ (2018年7月27日 18時) (レス) id: 67d174a554 (このIDを非表示/違反報告)
カロ - 椎茸……嫌だ!! 無理！そんなパーティー嫌だ!!でも,こんな本丸で、過ごしてみたい……。というか、さすが,清光… 更新頑張って下さいね!! (2018年7月27日 18時) (レス) id: cab3b979f4 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - ダサクシャ522さん» 好きですよー。映画も見ました(笑)素晴らしい作品ですよね。 (2017年8月25日 17時) (レス) id: 67d174a554 (このIDを非表示/違反報告)
ダサクシャ522 - 鋼の連金術○好きなんですか？私録画あります←いつまでおいてんだよ (2017年8月25日 12時) (レス) id: 577bbc7a82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 x他1人 | 作成日時：2017年1月2日 23時
