訪問 ページ32
カコーン。
鹿威しの音が聞こえた気がした。
「……セットじゃなかった…。リアルだった…」
「……大丈夫ですか？まるで豆鉄砲でも食らったような顔して」
というのは活劇の審神者くん。
仮に銀髪くんと呼ぶことにした。
本日は、先日よりお呼ばれしていた彼の本丸に、早速訪問させてもらっているところなのである。
が、私の本丸と比べ物にならない程に広い。おしゃれ。ほんとに同じ審神者ですか。
「私もこんな本丸がいい……」
「こんのすけに頼めばいいのでは？」
「問題ばかり起こすから駄目です、だって」
「それは……」
一緒についてきた今剣、乱、鯰尾、清光も目を丸くして見回している。
そして、少し呆れた銀髪くんが次に通した部屋は、審神者室。
歯車が格好良すぎる。
アンティーク調いいね！
「っとまぁ、こんな感じです」と一通り本丸の中を説明し終えた。
「清光達、よかったら散歩してきていいよ？私、この子にサイン貰ったりとか写真会とかするから。そしたら本丸中散策する！」
鯰尾「うわぁ、主さん欲望駄々漏れ！」
乱「えー！いいの？いいの？！やったー！」
今剣「はい！いわとおしいますか？！」
清光「…三日月の居た部屋気になる…」
と、各自自由行動になった。
「あ、そういえばAさん。本丸の結界、大丈夫でした？」
「あぁ…言わないでくださいぃ…。あの後ほんとに大変だったんだからぁぁぁ……」
「す、すみません…」
「とりあえずサインお願いします」
「あ、それ本気だったんですね」
──────────────
─────────
清光「何だろう、この差。定食屋？寮の食堂？俺達と違いすぎるし、めちゃくちゃ綺麗じゃん……何これ」
場所は変わり、本丸食堂。
目的の場所に行く途中で見付けた。
数人が椅子に座って喋っている。
端からそれを眺めながら、ボソリと呟いた清光。
清光「いやでも、俺達の本丸にこんな食堂があったら、机と椅子がいくらあっても足りない気がする……」
ただの板、棒になってしまうのが容易に想像できた。
この本丸はほんとに静かで平和だなぁ。
いや、別に今の主に不満は無いけど。
1つため息をついて、再び、目的の場所を探し始めた。
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篠屋裕季(プロフ) - ……わぁ(すごぉい……) (2019年4月1日 0時) (携帯から) (
レス) id: f2dc7330c9 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - カロさん» わわっ！ありがとうございます！なるべく早く更新できるように頑張りますね！ (2018年7月27日 18時) (レス) id: 67d174a554 (このIDを非表示/違反報告)
カロ - 椎茸……嫌だ!! 無理！そんなパーティー嫌だ!!でも,こんな本丸で、過ごしてみたい……。というか、さすが,清光… 更新頑張って下さいね!! (2018年7月27日 18時) (レス) id: cab3b979f4 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - ダサクシャ522さん» 好きですよー。映画も見ました(笑)素晴らしい作品ですよね。 (2017年8月25日 17時) (レス) id: 67d174a554 (このIDを非表示/違反報告)
ダサクシャ522 - 鋼の連金術○好きなんですか？私録画あります←いつまでおいてんだよ (2017年8月25日 12時) (レス) id: 577bbc7a82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 x他1人 | 作成日時：2017年1月2日 23時
