ライフが削られていく ページ22
「乱は女の子だもんねー？」
乱「え？何急に」
「一期さんだって絶対綺麗になれる」
一期「……？」
薬研「おい大将。一兄に変なこと吹き込むなよ」
「もっと女の子っぽく言って」
薬研「……はあ？」
3月3日。雛祭り。
お祭り騒ぎが大好きな私はもう精神崩壊しそう。してるかもしれない。
「次郎さんだって女だもん」
薬研「オカマのな」
「乱は女の子だもん」
薬研「こいつもオカマな」
乱「何薬研、僕と乱れたいの？」
薬研「何で怒ってるんだよ」
「安定も女の子だもん」
薬研「『首落ちて死ね！』とか言いながら凶器を振り回すような奴だが」
乱「ねぇ何の話？女の子を増やそうって話？」
薬研「違う」
もしかしたらお昼はサプライズで「雛祭りパーティー」みたいなのやるのかなって少し期待していたが、そんなことは全くなく。
美味しい焼きそばをいただきましたよ。はい。
「分かった！世界を改変しよう！」
厚「なあ、さっきから聞いてっけど…大将大丈夫か？」
薬研「多分手遅れだ。まぁ、いつもと変わらんが」
「おいこら」
そんなくだらない(くだらなくない)話をしていると、ドスドスと足音が聞こえ障子が開いた。
机にだらりと伸びながらそちらを見ると長曽祢さんであった。
ざっと辺りを見回し心配そうに私に話しかける。
長曽祢「………大丈夫か？」
「何がかな？！」
薬研「いつものことだ。気にするな」
「…薬研…」
一期「薬研、主殿もやるときはやるお方ですよ」
「？！一期さん……！」
「いたずらが過ぎたり、遊んでばかりだったり、人のおかずを食べたり、物を壊したり、無くしたり、言い付けを守らなかったりしていたとしても」
「一期さん、もういいです………」
私のライフが削られていくんだけど何でかな？
負のオーラが出てきた私を子供をあやすように慰めてくれた長曽祢さん。
もう長曽祢さん大好き。
「私の味方は長曽祢さんだけだ…」
長曽祢「あ、そういえば、俺の布団知らないか？」
「布団？」
長曽祢「今日干してた筈なんだが、無くなっててな…。誰に聞いても「知らない」と」
「今日………干してた……布団……」
薬研「……まさか大将……」
「屋根の上でお昼寝しようとしてたの忘れてた……」
「「「「……………」」」」
乱「というかよく運べたね」
一期「以外と力持ちですな」
厚「怪力の間違いだろ」
薬研「というか人の布団だろ」
「もうヤダごめんなさい」
泣いた。
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篠屋裕季(プロフ) - ……わぁ(すごぉい……) (2019年4月1日 0時) (携帯から) (
レス) id: f2dc7330c9 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - カロさん» わわっ！ありがとうございます！なるべく早く更新できるように頑張りますね！ (2018年7月27日 18時) (レス) id: 67d174a554 (このIDを非表示/違反報告)
カロ - 椎茸……嫌だ!! 無理！そんなパーティー嫌だ!!でも,こんな本丸で、過ごしてみたい……。というか、さすが,清光… 更新頑張って下さいね!! (2018年7月27日 18時) (レス) id: cab3b979f4 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - ダサクシャ522さん» 好きですよー。映画も見ました(笑)素晴らしい作品ですよね。 (2017年8月25日 17時) (レス) id: 67d174a554 (このIDを非表示/違反報告)
ダサクシャ522 - 鋼の連金術○好きなんですか？私録画あります←いつまでおいてんだよ (2017年8月25日 12時) (レス) id: 577bbc7a82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 x他1人 | 作成日時：2017年1月2日 23時
