頑張れ明石さん ページ13
「今日も精が出ますねー」
燭台切「ん？！」
明石さんを添えた審神者通ります。(※審神者をおぶった明石さん)
台所につくなりみっちゃんに声をかける。
お昼は蕎麦かな？
燭台切「な、何してるのかな」
「えー、お散歩？」
燭台切「……長谷部君がいたはずなんだけど……」
「あー、あれはちょっとしたトラップだったね。楽しかったよ」
明石「……この主どうにかしてくださりません…？」
燭台切「心中お察しするよ……」
ははっと苦笑して答えるみっちゃんの声と共に長谷部の絶叫が本丸中に響いた。
「え、気付くのはっや」
明石「うわー……もう嫌ですわー…。何でこないなったんでしょ……」
「近侍になったのが運の尽き、ダネ！」
明石「じゃあ今すぐ代えてください。ほら、彼とか適任」
燭台切「え」
死んだ魚の様な目でみっちゃんを見つめる明石さん。
みっちゃんは目を泳がせながら、ゆっくりと「お昼作らなきゃ…」と台所に向き直った。
「だそうだよ、明石さん。ちなみにあと50秒で長谷部がこっちに来るから逃げた方がいいよ？」
明石「えっと……つまり……」
「走って！！！」
明石「ですよね？！」
燭台切「ははは、頑張ってね―」
そんなに説教が嫌なのか全力で台所を出る明石さん。
超レアイベント。明石さんの背に乗り、風を感じることが出来るよ！
でもあれだね。機動力長谷部の方があるから。
49 VS 57だから。
「ちょっと！足音近づいて来てるよ？！もっと早く！」
明石「無理言わんといてください！どっちのが機動力あるか分かってはるでしょう？！」
「はよ！はよ！」
明石「走ってますわ！！今までに無いくらい！！！」
確かに。頑張ってるよな…と呑気に感心。
が、感心しても近づいて来る足音は変わらない。
焦り始めたとき、私、気づきました。
「……五虎退の虎くん」
明石「……はい？」
「五虎退の虎くん！五虎退何処？！明石さん！粟田口部屋！！」
明石「なるほど…あの大きさなら乗れるかもしれへん…。まぁ、通りすぎちゃいましたけど」
「もう一周！」
明石「この本丸を？！」
「他に何処があるの？」
明石「真顔で言わんといてください！走るの自分なんですから！！」
「今だ！明石国行！今こそ自分の力を発揮する時だ！！」
明石「……なるほど、落とされたいと」
「ごめんなさい調子に乗りました」
さぁ、私達は無事粟田口部屋にたどり着く事が出来るのでしょうか。
とても不安である。
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篠屋裕季(プロフ) - ……わぁ(すごぉい……) (2019年4月1日 0時) (携帯から) (
レス) id: f2dc7330c9 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - カロさん» わわっ！ありがとうございます！なるべく早く更新できるように頑張りますね！ (2018年7月27日 18時) (レス) id: 67d174a554 (このIDを非表示/違反報告)
カロ - 椎茸……嫌だ!! 無理！そんなパーティー嫌だ!!でも,こんな本丸で、過ごしてみたい……。というか、さすが,清光… 更新頑張って下さいね!! (2018年7月27日 18時) (レス) id: cab3b979f4 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - ダサクシャ522さん» 好きですよー。映画も見ました(笑)素晴らしい作品ですよね。 (2017年8月25日 17時) (レス) id: 67d174a554 (このIDを非表示/違反報告)
ダサクシャ522 - 鋼の連金術○好きなんですか？私録画あります←いつまでおいてんだよ (2017年8月25日 12時) (レス) id: 577bbc7a82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 x他1人 | 作成日時：2017年1月2日 23時
