お詫び ページ40
パシリと腕を払えばアンダーテイカーはヴィンセントと私の間に座った。
「もったないねぇ、いい魂なのに〜」
「気味の悪い事言わないで！」
魂とか。……そういうオカルト系は苦手。
っていうか私は怖いものは基本的に苦手だ。
この間の毒殺魔？のおじさんだって怖かったしコイツだって初めてみたとき怖かったし…。
ヴィンセントにいたってはもう恐ろしい。なに考えてるんだかまるでわかんない。
2人とも今だってあまり好む部類じゃないのだ。
「またご機嫌斜めになってしまったじゃないか…」
呆れたようにヴィンセントが肩をすくめる。
その視線をおって私もアンダーテイカーをみた。
「……。」
銀色帯びた白い髪に隠れて表情は見えないし、通った鼻筋が浮かび上がって見えるぐらいだ。
顔といえば、どこで作った傷だか知らないけど大きな縫い痕が残ってるし
全身真っ黒
耳についた大きなピアスや指輪も派手だし
その先の爪は全て黒塗り。
怖いっていうより、すごく怪しい。
「小生は魂が欲しいだけだよ」
「…。」
なにも悪くないような顔をする彼は本当に腹立たしい。
「なにか彼にして欲しいことはないかい？」
「はい？」
ヴィンセントの質問に驚いて聞き返すとどうやら私のご機嫌直しらしい。
「ちょっと伯爵〜、勝手に決めないでよ」
「えっと〜…」
今1番私がしてもらいたいことは
早く事件の真相を教えて欲しいのがまず第一。
だけど…それじゃあ面白みがない。
機嫌直しのお詫びをしてもらうんなら、
なにか鬱憤をはらさして欲しい。
「あ、そういえば」
近頃婚約者候補だとかいう例の男の人の家で仮装パーティーがあるのだとか…
そんなことを言っていたきがする。
「決めたっ！」
名案だったので思わず立ち上がる。
やっぱり気持ちを晴れやかにするなら
踊るのが1番だ
「……一緒にパーティーに行きましょっ？」
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月華(プロフ) - emini2919さん» 嬉しいです！ありがとうございます、更新頑張ります！ (2017年4月5日 13時) (
レス) id: 315757fc6c (このIDを非表示/違反報告)
emini2919(プロフ) - すっごい面白いです！ 何度も見てあ〜おもしろーイ！って思います (2017年4月5日 11時) (レス) id: 4164a3d38f (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - そんなに読み返していただけるなんて！！嬉しいけど誤字とかがあったらはずかしいですね笑らるさんのためにも頑張ります！ありがとう！ (2017年1月26日 0時) (レス) id: 315757fc6c (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - 何度も読み返しております！この作品でアンダーテイカーが好きになりました…最高ですもう。 (2017年1月26日 0時) (レス) id: 83e9b4d90b (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - いーですよねぇ！アンダーテイカー…。大好きだという貴方のお気に召しているか不安ですが頑張ります！ (2016年12月26日 11時) (レス) id: 315757fc6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろん x他1人 | 作成日時：2016年7月17日 1時
