え、やめてください【忍たま】

トリップ 本物 ページ30

私が今持っているのは





手裏剣とクナイのみ、鳥の子なんて持っていたとし

ても今は火をつけることすら難しい、正面から挑ん

でも瞬殺が目に見えてる





手裏剣とクナイをゆっくりと懐から出す





「まさか正面から僕と戦う気？…笑っちゃうよ」





私が今出来ることは









ガキンッ！









これくらいしかない





「……ッ！」





クナイと手裏剣を強く当てたことで、大きな音があ

たりに響き渡る





そうすれば









.









雷蔵「三郎！曲者か！？」





誰かが戦闘していると思い近くの人が駆けつけるに

違いない





兵助「…？曲者は逃げたのか……は？」





兵助さんの視線の先には先程の元凶であるクナイと

手裏剣がいた





雷蔵「…Aちゃん？何をしているの……？」





クナイを持つ手を緩めながら





『やっと本物に会えました』





兵助さんと雷蔵さんに近寄ると









雷蔵「本物？………三郎」





雷蔵さんが何やら黒い笑みを浮かべました。うわぉ





三郎「待て雷蔵私だってこいつに騙されたんだぞ」



『先に騙したのはそちら側です』





これには今まで黙っていた髪質がやばい人と髪質が

変な人も反応していた





兵助「勘ちゃん…八左衛門…」





あららー、兵助さんも何やら黒い笑みだこと

美人さんだから余計に怖い





『久々知さん、これ土井先生が渡し忘れていたよう

です。それではお騒がせしました』





早くこの場から離れたかった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





Aが去ったあと





雷蔵「……それで？」





いつもの笑顔とはうって変わり真顔で





三郎「いやー…勘右衛門が逃げられたっていうから

ちょっと悪戯を」





今度は兵助が真顔になり





兵助「勘ちゃん…捕まえようとしたの？」





笑顔を引きつらせながら目を逸らす勘右衛門









あ、終わったなと思う八左衛門だった

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