色気は漏れるものです ページ7
ナムジュン side
「よろしくお願いしまーす」
少し気だるそうな彼女の声で始まる撮影
間髪入れずに鳴るシャッター音と細かく指示してくるAの声
前にホバやジミナが言ってた空気感ってこの事か
RM「Aってちゃんと仕事するんだね」
「失礼な。これで飯食ってるんだぞコッチは」
モニターチェックをして、真剣に写真を選んでいるAの肩を組んで思わず本音が漏れる
RM「でも本当にAはカリスマだね」
「やだ。カリスマに言われるとよりカリスマ感増すね。嬉しい」
RM「だって我ながら良い写真だと思うんだ」
モニターに映る俺は自信を持って世に送り出せるものばかりだった
「モデルがいい。あと最近のナムジュンは色気やばい」
RM「そ、そう?」
「うん。でも物壊すレベル上がってるからプラマイゼロだけどね」
RM「それは…しょうがない」
また撮影が再開して、いくつかのシャッター音がなったあと、急にAは片手を俺に差し出した
「舐めて」
…はい?
RM「いま、なんて…」
「指でも手のひらでも良いから、舐めて」
RM「舐めてって…」
とんでもない要求をしてくるAだが、当の本人は真剣な眼差しでレンズを覗いている
ゴクリと喉を鳴らし、目の前に差し出された白い手を取り人差し指を軽く咥える
1枚1枚を丁寧に捉えるようにシャッター音が鳴る
最初こそ羞恥心があったが、段々と脳が痺れる感覚に陥って
「っ…」
気づけば舌を出し、手首の方まで一気に滑らせた
目線はレンズ越しのAを挑発するように
「…ナム、最高」
ニヤリと笑ったAは、俺の顎をクイッと持ち上げ妖艶に首筋に滑らせていく
RM「…っ、」
負けられない
すかさずAの手首を掴み、噛みつく
甘噛みを繰り返して手の甲にキスを落とすと、満足そうに手を引いたA
スタジオの空気が、熱い
メイクヌナやマネヒョンはモニターを食い入るように見ていて、途端に恥ずかしくなる
RM「Aごめん。噛んじゃって」
「全然。破壊されるか心配だったけど大丈夫だった」
RM「俺は猛獣か」
またモニターをチェックしてる時、
TH「ヒョ〜〜ン!やっほ〜〜」
RM「お、テヒョニ」
TH「遊びにきました〜」
このスタジオの空気に似つかわしくないような幼稚園児感を出してテヒョンがやってきた
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white(プロフ) - 霞さん» わわ、嬉しいです……!!ユンギさん、気に入っていただけて良かったです( *˙˙*)これからも楽しんでいただけるよう、頑張ります!コメントありがとうございます(^^) (2020年6月5日 1時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
霞(プロフ) - めっっっっっっっっっちゃどタイプのこの作品に出会えました!!特に主様の書くユンギさんが本当に好きです!これからも頑張ってください!! (2020年6月4日 21時) (レス) id: 7c44520856 (このIDを非表示/違反報告)
white(プロフ) - あすきさん» コメントありがとうございます!他の作品と並行してたまにしか更新できていませんが、気に入って頂けて嬉しいです…!頑張ります(^^)! (2020年5月27日 2時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
あすき(プロフ) - この作品めっちゃ好きです!!更新楽しみにしてます!頑張ってください!! (2020年5月24日 12時) (レス) id: a838b5fe09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:white | 作成日時:2020年3月19日 9時