フィルムの中に【BTS】３

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ユンギ side


あちぃ

テントの中も太陽の熱にやられてジリジリと熱されていく


YG「しかも焼きそばって…」

JN「焼そばの上にのせるタマゴ、太陽の熱で焼けるかな？」

YG「出来なくもないですね」


いつもなら鼻で笑うジニヒョンの冗談も、今回ばかりは本当に出来そうな気がする


JN「よし、あとは任せた。ヒョンは暑すぎて干からびてミイラになっちゃうので弟たちと遊んでくる」

YG「いってらっしゃい」


この暑さで海に入ったら気持ちいいだろうな

あとでアイツらが疲れたあたりで優雅に入るとするか



･
･


「「「「「「「いただきまーす」」」」」」」


俺以外ビショビショのメンバー

Aもさっきより更に濡れている



HK「ん〜！海で食べる焼きそばは格別だね」

JM「遊びすぎてお腹ペコペコだったから余計美味しい〜」


口々に食レポをするなか、夢中で焼きそばをモグモグ食べるジョングガ


YG「ジョングガ、うまいか？」

JK「しゃいこーへふ(最高です)」

YG「そりゃ良かった。よく噛んで食べろよ」

JK「はーい」


既に空になったお皿にまた焼きそばをおかわりしてニコニコと食べるマンネに微笑ましくなって、Aの方を見ると、



YG「味、合わなかったか？」

「ううん、美味しいよ」



どうみても不機嫌なA

なかなかテントに戻ってこなかった3人を呼びに行ってからだ


YG「なんでそんなふくれっ面？」

「それはそこのアホ2人に聞いて」


そう言って顎で指された"アホ2人"


YG「…テヒョナ、なんかしたのか？」

TH「…(モグモグモグモグ)」

YG「ジニヒョン、」

JN「あれは事故だよ。うん、事故だ」



お互い話さないなら埒が明かない


…めんどさ。



YG「ナムジュナ、あとは頼む」

RM「どうせ泥団子でも当てちゃったんでしょ？」

HK「俺見てた。あれは"アホ2人"が悪い」



クサズの現場説明によって簡単に解決できそうな話が出てきた。



TH「Aが急に飛び出してきたから」

「いや、普通に声掛けにいっただけじゃん」

TH「…はい。」



世界一の顔面とワールドワイドハンサムが2人揃って、女1人にしょぼくれてるのが面白くて



YG「A、あの2人がちゃーんと謝るまで無視していいからな」

「ふん。当たり前っ」

JN「えっ、そんなことってないよぉ！」


必死に抗議するジニヒョン

…小学生かよ

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