フィルムの中に【BTS】３

＿＿＿2 ページ22

A side


「何をおっしゃい。磯遊びは本気でやらなきゃ」

RM「戦いでもすんの？」

「海とは常に戦いよ」

HK「何でもいいけど日焼け止め塗りな」


SPF50の日焼け止めを持って私の顔に塗る

塗り方、手慣れてる


JN「ほら、マンネ達も塗り合いっこしなさい〜」

YG「塗り合いっこする必要あるか？」

JN「ユンギヤ、お前のは俺が塗ってあげるから」

YG「自分でやります」


ソクジンの言う通りに互いに塗り合いっこするマンネライン

はい、激写


HK「ウェットスーツでも一応日焼けするといけないから塗っときな」

「うん、そうする」


ウェットスーツを軽く脱いで腕にも塗ろうとすると、


HK「…なんだ、下に可愛い水着着てるじゃん」

「一応ね」


照れ笑いをすると、ニヤニヤ笑うホソク


「あ、背中塗ってー」

HK「こら、自分で塗りなさい」

「えー。じゃあナムジュン〜塗って〜」

RM「わ！A何脱いでんの！？」


ナムジュンの声に反応したテヒョンとグクがもの凄いスピードでこっちに来た。


「うわっ！顔やば」


日焼け止めを真っ白に塗りたくった2人

アレだね、日本のホラー映画のあの子みたいだね


JK「ねぇ、何脱いでんの？ヒョン達にその背中触らせるつもり？」

TH「日焼け止め塗るプロだから俺に塗らせてお願いします」


そう言って自分の顔を私の背中に擦りつけて日焼け止めを塗ろうとするテヒョン


「こらー！やめなさい！」

JK「ヒョン、アウト」

TH「へへへ。Aの背中だー」


暴走気味のテヒョンを抱えたグクはもの凄い勢いで海へと走っていった。


JM「ヒョーン、みてみて〜テヒョナ達に塗られた〜」

JN「ヤァ！どう塗り間違えたらそんな白くなるのよ！」

YG「ほら、塗り直してやるから座れ」


一方こちらはほのぼのとした空気


「この温度差なによ」

HK「いつものことじゃん」

RM「A、足塗ってあげるね」



結局背中はホソク、足をナムジュンに塗ってもらってクサズにいたせり尽くせり


YG「アイドルに日焼け止め塗ってもらうとはいいご身分だな」

「カメラマンの特権だよね」

JN「給料から差し引いてもらわないと」

＿＿＿3→←蜃気楼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す