するべきこと ページ30
A side
「おはよ…」
TY「おはよー…え、A目、やばいよ?」
「あー、うん、ちょっとね」
寝れなかった。
昨日テヒョンさんが、図書室に来なかった
自分が思ってる以上にショックだったのと
自分が思ってる以上に私は……テヒョンさんの事が好きなのだと自覚した
TY「A、昨日何かあったのね。話して?」
「テヨン…」
お昼休み
真剣な眼差しで見つめるテヨンに、今までの全てを話した
テヒョンさんと出会って
毎日彼が図書室にやってきたこと
彼のことを好きな女の人に凄まれたこと
テストで高得点を取ると約束したこと
図書室に来なくなって寂しくなったこと
…昨日、テヒョンさんが図書室に来なかったこと
全てを聞き終えたテヨンは、しばらく考えてから私に言った
TY「それさ、Aからは何もしてなくない?」
「私から?」
TY「うん。テヒョン先輩は、Aにお話してくれたり、笑わせてくれたり、連絡先聞きに来てくれたり…。色々アクション起こしてて、Aはそれをただ受け入れてるというか、待ってるというか」
「……。」
TY「昨日は、テヒョン先輩に来てほしい。って思ったんでしょ?でも来なかったなら、Aから行かなきゃ」
「でも、どうやって…」
TY「そんなの、教室に行っちゃえばいいじゃん!」
テヒョンさんの?教室に?
「ムリムリムリムリ」
だって、あの女の先輩いるだろうし
周りはもちろん先輩だらけだし
相手はあのテヒョンさんだし…
TY「ねぇ、A」
「はい」
TY「今のAにとって、幸せな事ってなに?」
「……テヒョンさんが隣にいて、勉強すること」
TY「よし、そのために今するべきことは?」
気付けば教室を飛び出して、2年生のいる教室の方へ走り出していた
今するべきことは、まずテヒョンさんに会いに行くことだ
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white(プロフ) - まさきさん» ご返信、遅くなってすみません!ありがとうございます♪楽しんでいただけるよう、更新頑張ります! (2020年1月31日 0時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
まさき(プロフ) - お話が好きです!更新楽しみにしています。 (2020年1月9日 10時) (レス) id: 870f22a38b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:white | 作成日時:2019年12月30日 0時