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ノックアウト ページ26

TH side



TH「ジミナ、ここってX=7で合ってる?」

JM「お、そうそう。だいぶ調子いいね」

TH「ふふん、俺天才だもん」

JM「でもココは違う」

TH「え!」



あれから毎日放課後はジミナと勉強して、家でも復習している



こんなに勉強しているのは本当に初めて



あーあ、Aちゃんに会いたいなぁ




日に日にその想いは積もっていくばかりで、図書室の前を通ると気持ちが溢れちゃいそうだから避けている




JM「テヒョナ、久々に校庭でサッカーしようよ」

TH「え、テスト勉強いいの?」

JM「たまには息抜きしなきゃ」




相当思い詰めてる俺をみて気を利かしてくれた親友




ここ最近、図書室行ったり勉強していたりで遊んでなかったもんなぁ




TH「よし、じゃあ負けたヤツジュース奢りね!」




クラスの何人かも誘って元気よく外に出た





「おいキムテヒョン!相変わらずずる賢いな!」

「ナイスシュート!」

「うわー!負けたー!」




大声で叫んで笑いあって、久しぶりに体を動かすと気持ちいいなぁ




JM「あれ、あの子…」



サッカーを終えて、ジュースを買いに行こうとしていた時、ジミナが1年生の教室の方を見た


つられて俺も見てみると




あ、Aちゃんだ…



横を向いていても分かる、綺麗な髪



今日は図書室じゃないんだ…




JM「テヒョナの噂のあの子だね」

TH「うん…」




こっち向け、Aちゃん




俺の想いが届いたのか、彼女と、目が合った




嬉しくて飛び跳ねたくなる気持ちを抑え、手を振りながら笑いかけた




少し驚いた顔をした後に、耳を真っ赤にした彼女





TH「あ、やばい」

JM「ん?どうしたの?」

TH「ノックアウトされた」

JM「どういうこと?」




ズルいでしょ、あの反応は



あんな表情されたら余計に会いたくなる




ハァ、とため息を漏らしジミナの肩を組んで自販機へと向かった

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white(プロフ) - まさきさん» ご返信、遅くなってすみません!ありがとうございます♪楽しんでいただけるよう、更新頑張ります! (2020年1月31日 0時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
まさき(プロフ) - お話が好きです!更新楽しみにしています。 (2020年1月9日 10時) (レス) id: 870f22a38b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:white | 作成日時:2019年12月30日 0時

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