80点 ページ18
A side
久々だった
こんなに怒りを誰かにぶつけたのは
TH「Aちゃん…?怒ってる?」
こんなに声を荒らげた人に向かって怒ってる?なんて愚問だ
「毎日テヒョンさんに話しかけられて、知らない人に髪の毛引っ張られて、もうコリゴリです。明日から図書室来ないでください」
TH「嫌だ」
「…はい?」
TH「ソユンのことは謝る。けど、図書室に来ないのは嫌だ」
「話聞いてました?あなたが図書室来ればまた彼女は私に言ってくるんですよ?」
TH「大丈夫。それは阻止する」
その自信はどこからくるんだろう
「ダメです。勉強もしない人に図書室を使う義務はありません」
TH「じゃあ勉強する」
「勉強しても集中力もなければテストの点数だって悪いじゃないですか」
TH「じゃあいい点数取ったらいい?」
「はぁ?」
なんか、もう、この人ぶっ飛びすぎてて話すの疲れるんだけど
TH「次の期末テスト、いい点数とる。そしたら図書室通いしてもいい?」
「……80点」
TH「は、ち…?」
「80点以上取ったらいいですよ」
この際もうなんだっていい
ムキになった私は、彼の謎の提案を受け入れた
むしろ絶対取れない点数を提示してやった
ふっふっふ
これでもう彼が私の日常を邪魔することはなくなるだろう
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white(プロフ) - まさきさん» ご返信、遅くなってすみません!ありがとうございます♪楽しんでいただけるよう、更新頑張ります! (2020年1月31日 0時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
まさき(プロフ) - お話が好きです!更新楽しみにしています。 (2020年1月9日 10時) (レス) id: 870f22a38b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:white | 作成日時:2019年12月30日 0時