嫌な予感 ページ14
A side
ある日のお昼休み
TH【今日のお昼は放送委員の方だから終わりごろに少しだけ顔出すね！】
日替わりでやっている放送委員のお仕事の日
連絡先を交換してからというもの、毎日連絡してくれるけど、テヒョンさんが来ようが来まいがどっちだっていいのにな
はぁ…
テヒョンさんが図書室に来るようになってから、私の日常はだいぶ賑やかになった
1人で静かに過ごすのが好きな私にとって苦手な部類の人なのに、不思議と嫌じゃないのが彼の凄いところ
この前の眼鏡を奪われた時のテヒョンさんの綺麗な目を思い出して、心がキュッとした
なんだろ…キュッという締めつけと共に、体温が少しだけ上がった
？「あのー、」
「へっ？」
急に肩をトントンとされ振り向くと、綺麗な女の人が。
ばっちりとしたメイク、綺麗に巻かれた髪の毛、膝上何センチか分からないくらい短いスカート
私には到底ご縁のなさそうなキラキラとした女子生徒
腕を組んで、1度私のことを上から下まで見た彼女
なんか…嫌な気がする…
SY「この前、テヒョンと一緒に帰ってた子？」
「……多分、そうです」
一緒に帰ったのって連絡先を交換した日？
SY「もしかして、最近テヒョンが図書室に通ってるのってあなたのため？」
「いや、違います」
だって、一方的にテヒョンさんが喋っているし、最近は勉強も教えてあげている
わたしの【ため】ではないな
即答で否定した私を怪訝そうな表情で見てくる
きっと、彼女はテヒョンさんの取り巻きか何かかな
あの人顔だけは超絶イケメンだからモテるだろうし
なんて、少しだけ修羅場チックな状況の中で呑気なことを考えていた
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white(プロフ) - まさきさん» ご返信、遅くなってすみません！ありがとうございます♪楽しんでいただけるよう、更新頑張ります！ (2020年1月31日 0時) (
レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
まさき(プロフ) - お話が好きです！更新楽しみにしています。 (2020年1月9日 10時) (レス) id: 870f22a38b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：white
| 作成日時：2019年12月30日 0時
