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you side



JK「もうすぐできる〜?」

「うん、できるよ。スプーン用意しといて」

JK「はーい」




ダイニングテーブルに手際よくセッティングしていくグク






「はい、どうぞ」

JK「いただきます」





手料理って初めて人に食べてもらう時、緊張してしまう






もぐもぐと食べる彼を見て、思わずゴクリと唾を飲む






JK「……ん、おいしい」






目尻をタレ下げて笑った顔にホッとして、自分のも食べ始める





うん、我ながら美味しい







特に会話もなく、カチャカチャとお皿とスプーンが鳴る音だけがリビングに響く








JK「ねぇ、Aってあんま笑わないね」

「そう?」

JK「うん」






自分では結構笑ってるつもりなのにな








またしばらく沈黙が続いたかと思った瞬間、








JK「A、みてみて」

「へっ?」






私の手にあったスプーンと自分のスプーンを両手に持ち、頭の上に生えさせたグク









「え、なに…?」

JK「ウサギ」






いたって真剣な顔のグクに、こちらも真顔になる








「ごめん、全然ウサギに見えなかった」

JK「…笑え」

「へ?」

JK「そこは笑うとこでしょ」








ああ、そっか






笑わそうとしてくれたんだこの子








彼なりのやり方で








そう分かると、急に愛しさと可笑しさが込み上げて









「ぷっ…ふふふっ…」









肩を震わせて笑った

8→←6



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white(プロフ) - remonedo0130さん» お返事遅れてしまい申し訳ありません!年下ジョングク君にドキドキして頂けるよう、更新していきたいと思います♪嬉しいコメントありがとうございます! (2020年2月21日 21時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - 初めまして。お話読ませて頂きました(*^^*) 素敵なお話ありがとうございます。これからの展開にドキドキしてます。次回も楽しみにしております。とっても好きなお話です♪続き楽しみにしてます♪ (2020年1月16日 21時) (レス) id: e8e3ac6beb (このIDを非表示/違反報告)
white(プロフ) - ぐったんさん» ほんとにチョンジョングク様は尊いです…彼が大学に行ったらと考えるだけで涙が出ますね…!ありがとうございます!そう言って頂けるとますます頑張れます!これからもご贔屓にです。 (2019年12月2日 16時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
ぐったん - ジョングク様尊いまじ可愛い。ジョングク様やっぱり大学でもおモテになられるんですよ。しかも作者さんめっちゃ面白い話作るし最高です。 (2019年12月1日 14時) (レス) id: 39616aac3e (このIDを非表示/違反報告)
white(プロフ) - サヤさん» ありがとうございます!更新頑張りますね(^^) (2019年11月28日 0時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:white | 作成日時:2019年11月25日 17時

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