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you side
JK「うわ、ビルの数すご」
電車に揺られ、窓の外が見慣れた景色になってくる
なんでだろう、身体が少し強ばる
JK「A、はい」
「グク…」
それに気付いたのか、グクが手のひらを私に差し出してくる
そこに重なるように自分の手を置けば、優しく握ってくれる手に安心してしまうんだから不思議
電車を降りて、そのまま手は握ったままソウルの街を歩き出す
「グク！ここ入ろ」
JK「服屋？」
「お姉さまがコーディネートしてあげる」
今どきのアイテムが揃ってそうなお店に入り、グクに色んな服を照らし合わせる
JK「…どう？」
「全部似合いすぎる…」
スタイルも顔も抜群のグクには、何を着せてもモデル並みで悩んでしまう
JK「Aと並んでもおかしくないやつがいい」
「私と？」
JK「だって、デートじゃん」
サラリと心臓が高鳴る事を言ってのけるグク
「グク、ホストの素質あるんじゃない？」
JK「そうかな？でも、こんな事言うのAだけなんだけど」
「そういうところがより一層それっぽいわ」
え〜じゃあ働いちゃおっかな〜。って、言いながら髪をかきあげる仕草をしておチャラけてくる
「ぷっ。めちゃくちゃ変顔じゃん」
カッコイイけど、表情がふざけてるから笑ってしまう
結局ジャケットを1つ買って、そのまま羽織ってお店を出た
JK「ねぇ、ほんとにジャケット代…」
「いいの。コーディネートするの楽しかったし、いつもスーパーの荷物持ってくれるお礼」
JK「…ありがとう。毎日着る」
「爆モテしちゃうね」
JK「えー、それはやだ」
歩きながら、自然とグクの手が再び私の手を握る
デート、ね
久しぶりにするなぁ
JK「あれ、美味しそう」
「食べる？」
JK「うん」
ソウルの街によくある屋台に、グクの目は忙しそう
食べ物を見つける度に目を輝かせて見つめるもんだから、全部買ってしまいそうになった
JK「A、アーン」
「ちょ、自分で食べれるから…」
JK「いいから。ほら」
串に刺さったトッポギを差し出されて、遠慮がちに1口
「ん、美味しい」
JK「うん、美味しいね」
モグモグと頬を動かす姿に、ウサギみたいだな。と、微笑ましくなる
『あれっ、A？』
突然後ろから名前を呼ばれ、振り向くと
「あ…」
『やっぱり！Aじゃん〜』
私たちに向かって手を振るのは、今1番会いたくなかった会社の同僚だった。
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white(プロフ) - remonedo0130さん» お返事遅れてしまい申し訳ありません！年下ジョングク君にドキドキして頂けるよう、更新していきたいと思います♪嬉しいコメントありがとうございます！ (2020年2月21日 21時) (
レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - 初めまして。お話読ませて頂きました(*^^*) 素敵なお話ありがとうございます。これからの展開にドキドキしてます。次回も楽しみにしております。とっても好きなお話です♪続き楽しみにしてます♪ (2020年1月16日 21時) (レス) id: e8e3ac6beb (このIDを非表示/違反報告)
white(プロフ) - ぐったんさん» ほんとにチョンジョングク様は尊いです…彼が大学に行ったらと考えるだけで涙が出ますね…！ありがとうございます！そう言って頂けるとますます頑張れます！これからもご贔屓にです。 (2019年12月2日 16時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
ぐったん - ジョングク様尊いまじ可愛い。ジョングク様やっぱり大学でもおモテになられるんですよ。しかも作者さんめっちゃ面白い話作るし最高です。 (2019年12月1日 14時) (レス) id: 39616aac3e (このIDを非表示/違反報告)
white(プロフ) - サヤさん» ありがとうございます！更新頑張りますね(^^) (2019年11月28日 0時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：white
| 作成日時：2019年11月25日 17時
