eye for beautiful【JK】

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you side



JK「何しよっか〜？」

「うーん、何だろうね…」




朝ごはんを食べて、ソファーでゴロゴロするグクと、ダイニングテーブルでコーヒーを飲む私





仕事が終わって家で倒れるように寝る日々を過ごしていたからか、寝る休みの日の過ごし方なんてとうに忘れてしまった




JK「Aやりたい事ないの？」

「うーん…カ、カラオケ？とか？」

JK「カラオケ？」




クリっとした目をこちらに向け、アイスを食べてるグク




「あ、いやっ、なんだろ…。グクは休みの日なにするの？」

JK「俺は毎日休みみたいなもんだし」

「そっかぁ。…あ、」




私の行きたいところ、決まった




「グクの大学行こ！ほら、単位とか取らないとやばいでしょ？」




ソファーの方へ行き、グクの腕を引っ張る




JK「え、やだ」

「なんでよ」

JK「昨日も言ったじゃん。行くとうるさいからヤダって」





まるで駄々っ子のように唇をとがらせて登校拒否をしている






「えー、でも学食とか食べたいしキャンパスとか見て懐かしみたいなぁ」

JK「だったらAだけで行けばいいじゃん」

「でもでも、学校案内してくれる人いないからなぁ」

JK「…行かないよ」






そっぽを向くグク



もう一押しかな？





「せっかくの休日、楽しみたいのになぁ…」

JK「……分かったよ。行くよ」

「ほんと？やった！」







なんだかんだ行ってくれるグクが可愛くて、思わず頭を撫で回した






JK「そのかわり、変なこととか絶対しないでよね」

「はーい」







なんだろう、可愛い弟の授業参観に行く気持ちだ

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