cheating game 【JM】

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Aside


あれから、心配するホソクさんに大丈夫と言い、家へ帰ってきたわけだけど


ハァ…


リビングのソファーに突っ伏して大きくため息をつく


この前のため息とは随分意味合いが変わったな、なんて思いながらボーッとしていると



父「あ、A。丁度いいとこに帰ってきたね」

「ただいま。…仕事の話なら今度にして」

父「いや、この間話していたお見合いの話なんだが少し日程を早めたいそうだ」



そういえば、そんな話あったな


「見合いなら結構よ。今そんな気分じゃ…」



見合い相手ってたしか、私と同い年の若社長よね？


私が入った会社の社長って、名前も顔も聞かなかったけど…



あれ、もしかして…





「ねぇ、お父様」

父「ん？なんだA」

「そのお見合い相手って…パクジミン？」

父「お、なんだなんだ知ってたのか〜」



やはり



ジョングクさんが言っていた社長の長期研修の意味

ジミンさんが身につけていた高級品


色々辻褄が合う



父「知り合いなら話が早い。明日にでもお見合いしよう」

「え、それはちょっと急すぎない！？」

父「あちらからそう言われたんだ。早急にお会いしたいと」

「そう、なんだ…」



もしかして、私がお見合い相手って知ったから？






…どちらにせよ、ジミンさんとはもう一度話さなきゃ



ホソクさんに言われた言葉たちを思い出し、ジミンさんに伝えなきゃいけないことを考える







今日、何度かジミンさんから着信がきていたが敢えて返さず眠りについた

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