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ジミンside
涼しい風が吹く夜道を2人で歩いて、少しフラついたAさんの腕を掴まえる
「ありがとうございます。…なんか酔っちゃいました」
JM「俺も少し、酔ってます」
掴んだ腕を少しずつ下ろし、手のひらに触れる
「ジミン、さん…?」
JM「危ないから、握ってていいですか?」
「…はい」
俯きながら返事をしたAさんの手を握り、また歩き出す
JM「手、冷たいですね」
「ジミンさんが温かいんです」
ポツリポツリとする会話は、不思議と心地よくて
このまま永遠に駅につかなければ良いのにとさえ思う
「ジミンさんって、すごく話しやすい」
JM「そうですか?」
「はい、会社員って悪くないですね」
JM「うん、そうですね」
こうやって出会えたのもソングループに入ったからで
「昨日の会食、行ってよかったなと思います」
JM「僕もです」
ソングループの社員だったからで
「社長とかだったらこんな風に飲みにいけないですもんね」
JM「そう、ですね」
きっと、社長の俺じゃ……
「また、会ってくれますか?」
JM「はい、俺もAさんに会いたいので」
嬉しそうに笑ったAさんの目に映るのは、平社員の俺だ
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white(プロフ) - ひーさんさん» わぁあ(T_T)そう言って頂けて嬉しいです…!そんな事言われると続編…!(落ち着いたら書きたいです) (2019年11月15日 1時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
ひーさん(プロフ) - 毎回とても楽しく読んでおりました。終わってしまって寂しいです(T_T)二人のラブラブな日々をもう少し見たかったです (2019年11月14日 23時) (レス) id: a99be58806 (このIDを非表示/違反報告)
white(プロフ) - じすちゃんさん» ありがとうございます!なるべく早く完結できるよう頑張りますね(^^) (2019年10月30日 22時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
じすちゃん(プロフ) - おもしろいですえへ 早く続きが読みたいです(´;ω;`) (2019年10月20日 6時) (レス) id: 920cd178be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:white | 作成日時:2019年10月7日 22時