フィルムの中に【BTS】

＿＿＿2 ページ45

ナムジュンside


事務所で作業していたある日、突然Aから連絡が来た


【シムさんとオンニの結婚パーティーしよう】


マネヒョンとメイクヌナ？


あの二人結婚するの？


RM【いいけど、あの二人結婚してなくないか？】

【それが、籍入れてたみたい。極秘入籍してた！】



RM「ぇえええ！」

JN「どうした、ナムジュナ」

JM「あれでしょ、多分買おうと思ってた服が通販で売ってなかったパターンでしょ」

RM「マネヒョンとメイクヌナ、結婚したんだって…」



その場にいたメンバー全員が大声を上げて驚いていた。


そりゃそうだ



365日、毎日一緒にいるマネヒョンが結婚しただなんて



HK「誰情報！？」

RM「A」

YG「うわ、信用ならねぇ」

RM「た、たしかに」



詳しく聞きたいから電話しちゃおう


【あ、もしもし？ナムジュナ〜？】



電話越しのAの声、いつもと違ってドキッとする


RM「ねぇ、ほんとにヒョン結婚したの？」

【うん！いまオンニと家でまったりデートしてるんだけど、本人から聞いたもん】

HK「まじー？」

【まじまじ！…で、結婚式とまではいかなくてもこじんまりでもいいからお祝いしたくて】

JN「いいね。うまいことスケジュール調節するよ」

【ありがとう。あと、これは提案なんだけど…】



Aから言われた提案に俺たちはニンマリして賛成した。



【じゃ、そういうことで。ナム達はスケジュールの調整と、シムさんの予定合わせと、余興よろしく】



そう、Aからの提案は


マネヒョンには当日まで秘密にしておくこと


事前に言ってしまうと絶対遠慮したり、俺たちのスケジュールを優先してしまうからだ



せっかくだし俺たちの世界一の余興も披露して、日頃お世話になってる分を恩返ししたい


TH「俺、秘密に出来るかな…」

RM「テヒョナはなるべくマネヒョンと喋るの控えとくようにな」

JK「余興の練習は？マネヒョンにバレません？」

RM「うまいことやろう。ヒョンが打ち合わせしてる時とか」



パーティー会場やその他の準備はAがやってくれるみたいだから任せよう



俺たちはとにかくマネヒョンにバレない事だ。

＿＿＿3→←世界一のパーティーを

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す