フィルムの中に【BTS】

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Aside


誰だ枕投げというふざけた遊びを考えたやつは


TH「スキあり！」

「ブフッ」


誰だ大の大人8人で枕投げやろうって言ったやつは


JN「Aちゃんと攻撃してよ！テヒョナにやられっぱなしじゃん！」

「うっさいそんな肩幅あるなら守りやがれ」

YG「ほら、早く当てないとやられんぞA」

「おい動けよユンギ」

RM「Aは俺がまもっブッ…！」

「何がしたいのナム」


不公平すぎるチーム分け

だって相手はダンスボーカルチームという名の幼稚園児たち


「テヒョナまじで許さない」


さっきから私ばかり攻撃してくるテヒョナを追いかけて飛びつく

それを見たグクが私に飛びつく

なんで私180cm近くの男に挟まれなきゃいけないの？


TH「待って、ジョングガ…死ぬ…重くて死ぬっ…」

「誰がデブだ！」

TH「ちがっ…潰れるっ…」

JK「A早くどかないとヒョン天国いっちゃうよ？」

「いや、私も潰れるからどいて」


私の上でケラケラ笑う鬼ウサギ


皆も笑ってないで助けてくんない？


JM「サンドイッチみたい！可愛い〜！」


撮ってないで助けてくんない？


HK「俺も乗っていいー？」


ほんとに馬鹿なの？


そもそもこんな狭い1部屋のベットルームにペンション中の枕集めて大人8人が枕投げしてるのおかしくない？

スタッフの人達なんで疑問に思わないんだろう


YG「Aも最初ググの提案に乗り気だったじゃん」

「こんな戦争みたいな枕投げだと思わないでしょうよ」

JK「防弾の枕投げは命がけだよ」

「枕投げってそんな命かけるものだっけ？」


昼間撮影してたのによくこんな体力あるな、と感心する。


マネ「お前らそろそろ遊んでないで寝ろよ〜」

JN「はーい」


1時間近く続いた枕投げ戦争は終結になり、各々の寝室へと帰っていった。


…って、全員出ていったって事はここ私の寝室だったの？


荒れ果てた部屋を見渡し、何も見なかったことにしてベットへ潜り込んだ。


なんだかんだ楽しかったな


…明日は晴れますように。


部屋の電気を消そうとしたら、扉が少し開きジンさんが顔を出して


JN「A、さっき写メみんなに送っちゃってごめんね。…おやすみ」

「うん、倍返しにするからいいよ。おやすみなさい」


クスクス笑い合って扉がまた閉まる。



再び目を閉じて、眠りに落ちた。

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