45 ページ45
･
すっかり火照った身体
先に出て用意されていた浴衣を着て待っていると、
YG「Aー」
「ん？なにー？」
脱衣所から布がバッサバサとなる音がしている。
YG「コレの着方分からない」
「あ、浴衣ね」
羽織るところまでは出来てる浴衣を着付けて、帯を結んであげて…っと
帯紐を腰に巻く時、必然と近くなる距離にフワッとユンギさんの香りがする。
YG「なんか、セクハラされてる気分だな」
「人がせっかくやってあげてるのになんてことを」
YG「そんなこと言いながら耳真っ赤だぞ、A」
「不可抗力」
そりゃセクシーな鎖骨が目の前にありゃ興奮もする
これは仕方ないでしょう
「はい、できた」
YG「ふーん、なかなか着心地いいね」
普段着ることのない浴衣に嬉しそうなユンギさん
似合いすぎてこっちまでニヤニヤしちゃう
YG「んじゃ、散歩でもするか」
「うん」
湯けむりが立ち篭めるなか、石段で転ばないように手をしっかり握ってくれる。
「あ、射的」
YG「なに、やりたいの？」
「うん」
YG「お子ちゃま」
とか言いながら私より真剣に景品を狙ってるし、
「あ、出来たての温泉たまごだって」
YG「なに、食べたいの？」
「うん」
YG「この後ご飯食べるのに、食いしん坊だな」
とか言いながら追加で2つ食べたのはユンギさんだった。
…この人、私より楽しんでるよ
いつもより歩くの速いし、猫背じゃないし
「ユンギさん、可愛い」
YG「え。なんで」
「私より楽しんでるもん」
YG「Aが楽しんでるから付き合ってあげてるだけ」
「へぇ〜」
はしゃぎすぎてる事に恥ずかしくなったのか、いつもの猫背で真顔に戻っちゃった。
これはこれでいいけど…ってよくなーい！！
「ユンギさん、だめっ…！」
YG「は？え？」
猫背になった途端、浴衣の前の合わせが崩れてはだけてしまった。
ああ、ステキな鎖骨と胸板が…！
無料公開しちゃってるよ！！
わたわたと浴衣の襟を整える私
本人は全く気にしてない
「あのね、ユンギさん。そーゆーの見せちゃダメだから」
YG「え、うん」
「世の中の女の子が見ちゃうでしょうが」
YG「…Aみたいなスケベだったらな」
「…。」
まぁ、正解。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2285人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
white(プロフ) - ミントさん» コメントありがとうございます＾＾かしこまりました！フラグ引っかからない程度のR18挑戦してみます！笑 学園祭編、おふざけしすぎてるのでそろそろイチャコラ入れた方がいいな…と思ってたので貴重なご意見嬉しいですm(__)m (2020年7月27日 3時) (
レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 二人がイチャコラしてるとことかR18シーンみてみたいです！w (2020年7月26日 13時) (レス) id: d60b712896 (このIDを非表示/違反報告)
white(プロフ) - 南さん» コメントありがとうございます＾＾ 川＝カッパという安易な考えに(笑)をつけて頂きありがとうございます！笑 (2020年7月19日 22時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
white(プロフ) - ちむたんさん» いつもありがとうございます( ^o^ )！早くお出ししたくてウズウズしてました。笑 なにかリクエストなどありましたら言ってくださいね☆ (2020年7月19日 22時) (レス) id: a3ef8e9dcd (このIDを非表示/違反報告)
南(プロフ) - カッパ！！！(笑) (2020年7月18日 21時) (レス) id: c2094e147e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：white
| 作成日時：2020年7月18日 4時
