melting point【YG】

5 ページ5

･


JK「ちょっとトイレ行ってきます」

TH「あ、ジョングガ〜俺もいく〜」


すっかり仲良しのジョングギとテヒョン君


少し離れたところにあるトイレに2人で行った

連れションってやつですか。イイネ



JM「ジョングギってばすっかりサークルのアイドルだよ。ね、ヒョン？」

HK「ほんと、どのジャンルやらせてもすぐ吸収しちゃって…」

「やっぱりうちのジョングギは出来る子なんだ〜」


同じダンスサークルのホソク君とジミン君がベタ褒めしてくれる


はぁ、やっぱ我が弟天才。尊い

ヌナは弟が褒められて鼻が高々だよ…


YG「ナムジュンのとこにも顔出すよな、ジョングガ」

RM「ほんと、好奇心旺盛すぎて」

「昔からそう。何でもやっちゃうし何でも出来ちゃう」


私はジョングギのそういうところが誇らしくて、羨ましくもあった。


YG「好奇心旺盛なのはAも一緒だよな」

「え、なんで？」

HK「さっき罰ゲームで食べさせようと思ってた激辛のお肉、食べてたじゃん」

「うん、どんだけ辛いんだろうなーって気になったから」

YG「それを好奇心旺盛と言います」

「ほう、」


たしかに、あの肉食べてたのジョングギと私だけだったわ


あ、ジョングギたち帰ってきた…


「あれ、なんか凄い勢いで走ってきてない？」

RM「テヒョンとかけっこでもしてんじゃないか？」

JM「にしてはテヒョナいなくない？」


もの凄い剣幕で私たちのところに戻ってきたジョングギ

ただ事ではなさそうな…


JK「やばいやばいどうしようやばい」

YG「落ち着けジョングガ、どうした？」


息も絶え絶えに、瞳孔が開いちゃってる我が弟さん

これは相当マズイ時の顔だな


JK「あの、ほら…ヌナのバイト先の常連さん…」

「常連さん？」


お店の常連は結構いるよ？

誰だろ？


JK「変な声で笑う人っ…！」

JM「ソクジンさんだ」

RM「ソクジンさんだね」

「え？ソクジンさんがいるの？」


私の問いにコクコクと頷くジョングギ


HK「その人が誰か分からないけど、テヒョンは？」

JK「その人に、連れ去られたんです…」


またかよ

ソクジンさん、人さらい趣味なの？


「他に誰かいた？」


スホさんとか…


JK「いたけど…」


その人たちを思い出したのか、ビクビクと震え出すジョングギ

完全にウサちゃんになってる


え、どんだけヤバい人達といるの？

6→←4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す