melting point【YG】

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YG「おー。姉弟揃って出勤か」

JK「うん。。あれ？ジニヒョン？」


今、私の中で1番ダメな組み合わせの2人が来店した。


うわ、終わった…

てか何で2人が一緒にいるんだろ


「め、珍しい組み合わせですね…」

JN「でしょ？」

JK「1番無さそうな組み合わせ…」

YG「俺もそう思う」


不思議そうにしてる私たちに自ら笑うユンギさん


JN「僕ら釣り仲間なんだよ〜」

YG「まだ1回も行ってないけどね」


BBQの時に釣りの話で盛り上がって、いつか仕事終わりに飲みに行こうと約束していたらしい。

…てか、


「タイミング…」

JK「噂をすればなんとやら。だねヌナ」

YG「？」

JN「噂？誰の？」

「な、なんでもないです。どうぞお席に〜」


ユンギさんの眉がピクリと動いたのを気付かないふりして、2人を席に促した。


平常心平常心

ジョングギだけ口止めしとけばこの場を乗り切れる…！



「お待たせしました〜」

JN「あっ、そういえば昨日の写真が掲示板に貼られてるんだって〜？」


ガタッ＿


そうだ、当人のソクジンさんがいたんだった

秒でバレたわ…


「な、何のことでしょうか？」

JN「ほら、カップルコンテストの！」

YG「カップルコンテスト？」


冷や汗ダラダラにしてビールを2つテーブルに置いて
その場を逃げようと身体を回転させたが、


YG「A、追加注文」


ユンギさんに手首を掴まれて阻止された。


ジョングギの方を見てもわざとらしく口笛吹いてどっか向くし

ソクジンさんを見ると、それはそれは楽しそうに笑っている。



「……。」



あ、これソクジンさん確信犯



ホソク君よりレベルが高い悪魔がここに1人、爆誕していた。

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