melting point【YG】

25 ページ25

･


YG「じゃあ、あとでな」


そう言ってヒラヒラと手を振るユンギさん


公の場であんな事する人じゃないのに…

いやまぁちょっと、というかかなり嬉しいけど


JN「あれ？なんかAちゃん顔赤いよ」

「あーいや、へへ」

TH「ユンギヒョンでしょ」

「なっ…！」


す、鋭いこの子！
なんで分かったの？


TH「大体Aちゃんがおかしくなる時はユンギヒョン絡みだから〜」

桃「言えてるわね。キスでもされたのかしら」

「…。」

桃「やだっ、ホントに！？シュガちゃんってば大胆ねぇ〜」


ホソク君達のパフォーマンスが始まるまで、散々茶化された。


くそう…ユンギさんめ…


TH「デートするんでしょ？」

「うん。…ふふふ」


デート出来るしいっか(単純)






JN「おわっ、始まった」


ステージが暗転し、重低音が鳴り響く


あ、このリズム家で聴いたかも

ユンギさんが作ったやつかな？


桃「ホビちゃんみっけ。あ、ジミンちゃんも」

TH「ジョングギセンターにいるよ！」


そこからはホントに圧巻のパフォーマンス

学祭レベルではない程のダンスと
身体が勝手に動いてしまうようなミュージック


ステージ袖を見てみると、腕を組んで真剣にパフォーマンスを見つめてるユンギさんとナムジュンが居た。


「カッコイイ…」

JN「ヤ〜ほんとに。若いってイイねぇ」


若干1名意味合いが違う人居るけど。


それぞれのソロもあって

いつも私に辛辣な言葉をかけてくるホソク君
それはそれは素晴らしいダンスに頭が上がらなくなる


普段ニコニコとコンビニ店員をしてるジミン君
年下とは思えないような妖艶なダンスで変な汗出た


いつまでもずっと可愛い弟のジョングク
思わず息をするのも忘れてしまう程迫力のあるダンス


いやもう、今までのふざけてた3人はどこ？

…って、アレ？ナムジュン？


TH「わぁ、ナムジュニヒョンかっこいい！！」


突然マイクを持ってダンサーの後ろに立ったナムジュン

次の瞬間、なんとラップを歌い出した。


「マジすか、ナムジュン氏…」


ホソク君もダンスしながらラップ歌い出しちゃうし

観客は更に盛り上がる


桃「あれ、Aちゃん。ちょっとアレ…」

「ん？…って、ぇえ！？」



ジョングギ達がニヤニヤしながらユンギさんをステージ上に引っ張ってきた。


ユンギさん！？
困った顔素敵だけどなにしてるの！？

26→←24

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す