melting point【YG】

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ジョングギとは反対に真っ白なタキシードを着て、まるでパリコレのランウェイのようにステージ上を歩いていくテヒョン君


私と目が合うと、ウインク

隣のピーチさんには約束通りの投げキッス

ソクジンさんにも投げキッス


うん、ファンサービスも抜かりなし

早急にアイドルになる事を薦めたい
勝手に履歴書送っちゃおうかな



桃「ヤバいわね、テヒョンちゃん」

「あれはもう芸能界からのスカウトも時間の問題ですよ」

JN「僕もこういうコンテスト出た事あるけどこんなファンサービス出来なかったな」



王者の貫禄で審査員席に着くといつも通りのへにゃへにゃテヒョン君に戻り、



TH「みなさん楽しんでいってきてくださぁーい」


と、ちょっとよく分からないこと言ってた。



ステージ上に居ようと彼は通常運転でホッとする

でもこの不思議発言すらプラス要素にしちゃうんだよなぁ、この人



『では、出場者の入場でーす！』


再び女の子たちの歓声が上がり、キラキラとした男の子たちがステージに並ぶ


「おおっ…！眼福…！」

桃「やだほんともうどの子も美味しそう」

「ピーチさん今日ブレブレっすね」


ほんとに、揃いも揃ってスタイル抜群のイケメン

キャンパス内のどこに隠れてやがった？


一人一人紹介されてくなかで、いよいよジョングギの番



JK「えっと、1年のチョン·ジョングクです。…よろしくおねがいします。」



最後の恥ずかし笑いに会場中からため息が漏れる


JN「なんか、色々開花したらやばそうだね」

「ホントに…。チャラ男にならない事だけを祈ってます」

JN「ならない方がおかしいでしょ〜アハハ！」



肩をバシバシ叩くソクジンさんに心の中で舌打ちをすると、司会の人が次のコーナーに進めた。



お、次は特技を披露するコーナーですってよ

うちの子は何をするのかな



舞台上のジョングギと目が合って、小さく手を振ってきた彼に母性を爆発させた。

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