melting point【YG】

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JM「あれ、今日バイト休み？」

「ううん、これから」


次の日の大学帰り

バイト前に飲み物を買おうとコンビニに行くとジミン君が出勤していた。


JM「この前、Aちゃんのとこの居酒屋行ったよ」

「あ、そうなの？誰と？」

JM「…ソクジンさんと、その仲間たち」

「ああ、フルーツさんたちか」

JM「相変わらずジョングギは懐かないねぇ」


その日出勤していたジョングギは、ソクジンさん達の席にやたら連れ込まれていたみたいだけど…


「ほんとに人見知りだなぁ…」

JM「でも僕らにはすぐ懐いたよね？」

「それはまぁ、」


ちょっとナメてたというか、なんというか、それは言えない


「あ、そういえば学園祭の準備はどう？」

JM「うん、いい感じ。ユンギヒョンもこれからは音合わせにちょくちょくこっちのサークルに来るみたい」

「なんか凄いよね、学生なのに」


準備段階で相当注目されてるみたい

学校中にポスター貼ってあるし


JM「多分凄いのはナムジュニヒョンとホソギヒョンだよ」

「あの2人が？」

JM「うん。ナムジュニヒョンが居なきゃユンギヒョンも居なかっただろうし、ホソギヒョンが居なきゃダンスサークルと音響のサークルは繋がってなかったと思う」


レジで飲み物にシールを貼りながら誇らしげに笑うジミン君


「へぇ、すごい」

JM「…それだけ？」

「他の言い方なくて」

JM「そっか。語彙力どこかに落としてきたんだね」


可愛らしい笑顔とは裏腹に辛辣な言葉を発するジミン君に既視感を覚える。


…あ、ホソク君だ

まったくダンスサークルの人達は辛辣な人ばっかでイヤね(偏見)


「学園祭のステージ、楽しみにしてるね」

JM「うん。僕のことちゃんと見ててね」

「それは無理」

JM「なんでよ」

「ユンギさんに釘付けだから」


あ、白い目いただきました

ご馳走さまです


JM「はぁ、練習頑張ってるのにな…」

「うそうそごめん。ちゃんと見るよ」


そう言うと嬉しそうに笑うジミン君

年上キラーの笑顔はやっぱ違うわぁ


JM「へへ。じゃあこれサービスであげる」

「えっ、いいの？」


差し出されたチョコのお菓子

なんだか得した気分でルンルンとカバンに入れると、


JM「まぁ、賞味期限切れてるけどね」

「おい」

JM「日頃のお礼♡」


…

甘いものには罠がある。とかなんとか

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