melting point【YG】

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「んはーっ！んまーっ！」

YG「よくもまぁ、毎回そのセリフ出てくるよな」


お風呂上がりにキンキンに冷えたお酒を1杯


ああ、私はこのために生きてるんだ…

そう思っても過言ではないと思う


YG「ほんとに女子大生なのか疑わしくなる」

「ピチピチの華の女子大生ですよっと」

YG「はいはい。ピチピチ」

「もう、絶対聞いてないでしょ」



半年経って変わったこと。


ユンギさんにタメ口を使うようになったこと

お風呂は2人で入るようになったこと


それに、

「あれ、歯ブラシ新しいのに替えた？」

YG「おう。ピンクがAな」

「わ、グラスもお皿も増えてる」

YG「そりゃな。これから毎日使うだろ」



…同じ部屋に帰ってくるようになったこと。

はい、数日前から同棲してますユンギさんと♡



ガチャッ



JK「ただいま〜。はぁ〜、お腹空いたぁ〜」

「帰ってくるお家間違えてるよ、我が弟」

JK「え？そうなの？」

「ジョングギのお家はお隣さんです」


私が住んでいたお隣は、ジョングギがお引越し。


JK「ヌナがいなくて寂しい」

「お隣でしょうよ」

JK「だってヌナの匂いとか温もりが残ってて…」

「ジョングギ…

……なわけあるかーい」


キュルルンとつぶらな瞳で見つめられて
もれなく騙されそうになったわ、あぶな。


YG「ジョングガ、オムライスでいい？」

JK「ユンギヒョーン♡」



せっかく姉離れさせようとしてるのに…

ユンギさんは私にだけじゃなくジョングギにまで甘々


YG「Aも食べるか？」

「…うん、食べる」


大変私の扱いが上手なユンギさん


JK「…ヌナ、こんな時間に食べたら太るよ」

「いつからそんな辛辣な子になったの？」


ふふふ〜、って誤魔化された。


弟に誤魔化されるって、なに



YG「あんまいじめるなよ、ジョングガ」

JK「だってヌナ、可愛いんだもん」

YG「ああ、分かる」

「ちょっと、ユンギさんどっちの味方なの」




賑やかな毎日、幸せ

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