melting point【YG】

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「ふん、ふふ〜ん、ふ〜ん♪」

YG「なにその鼻歌」

「至福のときに流れる私のテーマソング」

YG「あっそ」






ユンギさんと付き合って、半年


最初こそ恥ずかしくて死にそうだった2人でのお風呂も
鼻歌歌って寛げるくらいには慣れてきました。



「ユンギさん、今ので曲作って」

YG「ん、じゃあもっかい歌って」

「ふん、ふふ〜んんっ…！」


歌おうとする唇を、ユンギさんの唇が塞ぐ


YG「そんなヤラシイ声、録音すんのか？」

「………。」


薄いその唇をペロッと舐めた表情は、


「…スケベ！！！」


バシャン、と顔にお湯をぶっかけた。


慣れてきたと言ったけど、やっぱり慣れない

だって、お風呂でのユンギさんは一段と攻めてくるんだもん



YG「おい、スケベはないだろ。スケベは」

「じゃあ、えろおやじ」

YG「…スケベでいいや」

「ふふ。嘘ですよ」


ムチュっとお返しのキスをすると

みるみる赤くなるユンギさんの耳


よし、勝った！


「…ひゃっ！？」

YG「あとで覚えてな、いたずら猫め」


引き寄せられて首筋をペロリ



……負けた。




今日も私ばかりがドロドロに溶かされていくんだ＿＿。








＿melting point＿

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