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「す…すっげぇぇぇぇぇ!!!!!
どうなってんだココ!?」
感動したアスタが目をキラキラと輝かせながら叫ぶ。
それに辺りを見回していたラックが応えた。
「魔法で空間が歪んでるみたいだね。ココは外よりも濃〜い「
「こんなに「魔」で満ちた場所初めてだわ…!」
ノエルもアスタ同様、深く感動しながら驚いているようだった。
「そうなのかい?」
「まさかアナタこれだけの「魔」を感じないの…!?」
「全然」
ええええ、と呆れたような声を出すノエル達を他所に、Aは魔宮の景色を見ていた。
(本当に私、他の世界に来ちゃったんだ)
今までいた世界ではなく、魔法の世界に。
Aは感動しつつ、どこか悲しい気持ちになっていた。
「きゃぁっ!」
「!?」
悲鳴で我にかえり、振り向くと先程アスタがいた場所に巨大な鉱石が生えてきた。
「罠魔法…!」
Aはノエルを助けようと魔導書を開き魔法を使おうとするが、アスタの剣によって鉱石は真っ二つに斬られた。
「すごい、それが反魔法の剣ってやつ…?」
「そうっす!これは……」
「あ、これだよこれ アスタくん!」
「え、どれっすか!?」
アスタの声を遮り、ラックは何かを指さした。
アスタはその声に釣られそちらを振り向くと、
「えいっ」
ラックはアスタを突き飛ばした。
「あ」
どうやらその踏んだ場所は罠魔法が仕掛けられていたようで、忽ち魔法が炸裂した。
魔法はアスタが斬ったものの、Aはこの先が不安に感じてきていた。
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天霧(プロフ) - じゃがいも男爵さん» 合格おめでとうございます。気長に待ったかいがありました。これからも楽しみにしてます。更新頑張ってください!私は、1話から読み直して来ます! (2022年6月19日 12時) (レス) @page17 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがいも男爵 - まやさん» ありがとうございます、励みになります✨ (2022年4月26日 0時) (レス) @page16 id: 13926376c4 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - めちゃくちゃ好みの小説です…!更新待ってます! (2022年3月2日 4時) (レス) id: 64bb885ea9 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがいも男爵 - 天霧さん» 天霧様、コメントありがとうございます✨返信が遅くなり申し訳ございませんでした💦無事合格致しましたので、これからは頻度を上げて投稿します、ありがとうございます! (2021年12月21日 2時) (レス) id: 13926376c4 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 待ってました。受験やら何やらでお疲れ様です。更新待ってます!頑張ってください! (2021年10月11日 14時) (レス) @page15 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じゃがいも男爵 | 作成日時:2020年11月8日 2時