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クローバー王国。
聞いたことのない地名に私は首を傾げた。
もしかすると蝶を追っていたらいつのまにか外国に来てしまったのかもしれない。
「それで、君はなぜこんなところに？」
「えっと、それがわからなくて」
「わからない？ヤミのような子だな」
男の人は考えた後、ぽんと手を打った。
「そうだ、マルクスくんに記憶を見てもらうといい。君のことがわかるかもしれない」
マルクスくん？記憶を見る？
私は情報量の多さに頭がパンクしそうだった。
「とりあえず着いて来なさい。君の魔法もしりたいしね」
男の人はキラキラした目でこちらを見た。
とりあえず私は男の人についていくことにした。
〜王貴界〜
「うわぁ……」
私は思わず感嘆の声を漏らした。まるでゲームに出てくるような建物。優美な服を着ている住民達。
驚かない筈がない。
「マルクスくんが待つのは彼処。王族達が住む宮殿さ」
男の人が指さすのは街(?)より高い土地に聳えるお城だった。いかにもって感じがするな……。
私は男の人に連れられ、宮殿に入った。
男の人の執務室だという部屋に連れられると、水色の髪をしたマッシュルームヘアーの男の人が入ってきた。この人がマルクスさん、かな？
「魔法帝！！貴方はどうしていつも……」
「マルクス、お説教は後で良いから。それよりこの子の記憶を見てくれないか」
「この子？どうしたんですか」
「今日森で拾った……というより掬ってね」
「掬った……？まあいいでしょう。ですが、後できっちり説明してもらいますからね」
マルクスさんとの口喧嘩(?)が終わると、マルクスさんは腰に提げてあった本を取り出し、本を開いた。
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天霧(プロフ) - じゃがいも男爵さん» 合格おめでとうございます。気長に待ったかいがありました。これからも楽しみにしてます。更新頑張ってください！私は、1話から読み直して来ます！ (2022年6月19日 12時) (
レス) @page17 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがいも男爵 - まやさん» ありがとうございます、励みになります✨ (2022年4月26日 0時) (レス) @page16 id: 13926376c4 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - めちゃくちゃ好みの小説です…！更新待ってます！ (2022年3月2日 4時) (レス) id: 64bb885ea9 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがいも男爵 - 天霧さん» 天霧様、コメントありがとうございます✨返信が遅くなり申し訳ございませんでした💦無事合格致しましたので、これからは頻度を上げて投稿します、ありがとうございます！ (2021年12月21日 2時) (レス) id: 13926376c4 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 待ってました。受験やら何やらでお疲れ様です。更新待ってます!頑張ってください! (2021年10月11日 14時) (レス) @page15 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゃがいも男爵 | 作成日時：2020年11月8日 2時
