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三十七号室 白米 ページ40
綾斗「あ、卵切れてる…」
あー、買い物に行きますか。卵と…今日は魚料理とか良いかも。
そういえばここはペットはダメなんですかね。
綾斗「え。」
え、なんか。彩葉長さん！？何故かすごい全力疾走、速い。
綾斗「！？泣いてるじゃないですかっ！」
彩葉長「何でもないわ……。」
追いかけようとしたけど、もろ文化系な僕には10秒も持ちませんでした。
けど、よく考えたらそれで正解なのかもしれませんね。
乙女心の分からない僕が追いかけたところで何もできないし。
露都「あれ、綾斗さん。顔真っ青ですけど大丈夫ですか？」
時雨「女にも追い付けぬなど、貧弱なのじゃな。」
綾斗「う"っ…」
何も言い返せません。ど正論過ぎます。
コンプレックスをえぐられるのって凄いダメージなんですね。
綾斗「あの…彩葉長さんはどうしたんでしょう？」
時雨「ふむ、随分乱心しておったな。」
まだそんなに関わっていない相手だから何も言えませんが…
あの、情緒が不安定というか。←
あとからボコられる気しかしないですけど。
露都「あ、あれじゃないですか？あーちゃんとか言ってた…」
確かに、あれは誰かを追いかけていたみたいな……
んー…今だけ天才の脳が欲しい。
○ーーーー○ーーーー○ーーーー○
次は…弓月さんって大丈夫でしたっけ？
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