リベンジ ページ5
軽く礼をした後、
再び柔らかく構えるAと、
その目の前で鋭い目をした降谷。
その周囲で、
楽しそうに、しかし真剣に、2人を見守る景光たち4人。
以前とは違い、
Aはふぅ…と息を吐きながら、
ゆっくり近づきつつも、降谷の出方を伺っている。
スッと動いたのは、今度は降谷だった。
その長い腕のリーチを利用して、
すぐさまAの道着を掴む。
グイッと引っ張られて体勢を崩すAだが、
無理やり体勢を低くし、
降谷に引っ張られる力を利用するかのようにして、
その間合いに入り込む。
そして、
正面で向かい合う体勢で、足を払おうとする。
「…っ」
瞬時に降谷が足を上げ、かわしたところで、
パッと道着を掴まれていた降谷の腕を掴み、
そこから外すと、
素早く降谷の後ろへ回り込む。
そして、横から降谷の道着を掴むと、
わずかにまだ浮いていた片足を狙って、
再び足をかけるA。
「く…っ」
足をかけたまま、
全ての体重をかけ、降谷の体を畳へと倒そうとするも――
すんでのところでかわされ、
道着からその腕を外されてしまう。
『…はぁ』
「…」
逆に体勢を崩したものの、
すぐさま立て直した Aは、
少し息を乱しながら、一旦距離を置き様子を伺っている。
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white12(プロフ) - 深海さん» お読み頂きありがとうございます!続編は、ただいま内容確認中でして、もうすぐパスワード外せると思います。少々お待ちくださいませ! (2019年8月28日 22時) (レス) id: 1425135a30 (このIDを非表示/違反報告)
深海(プロフ) - 続編がパスワードかかっているんですけど、まだ非公開ですか?続き楽しみにしてます!! (2019年8月28日 22時) (レス) id: e9c616e2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:white12 | 作成日時:2019年8月27日 9時