纏まらない感情_2 ページ36
「はぁ。もうすぐ卒業かぁ。なんか寂しいわね」
『…そうね。あっという間よね。』
食堂にて。
食事を終え、塔子と談笑していたA。
「そう言えば、今日で機動隊訓練の合宿、終わりよね。
男子たちは大変よね…。
降谷くんたちも、教官に鍛えられてるんでしょうねぇ…
私たちも鍛えなきゃいけないのは同じだけど」
『…』
「ん?A?どうかした?」
“降谷”という言葉に反応するように、
口を閉ざしたAに、不思議そうに声を掛ける塔子。
『ううん。
あ、私明日の最終課題、確認したいことがあるから、先行くね。』
「あ、うん…また、明日ね。」
“それじゃ”といって、
Aは足早に食堂を去っていった。
景 「あ、春宮!食堂にいたのか」
松 「お、諸伏の予想的中だな」
伊 「よぉ…久しぶりだな」
『あ…、お疲れさま』
しかし、食堂の入り口でばったり出くわしたのは、
疲れた顔の景光と松田。
そして、今にも寝そうなほどの伊達。
ちらり、と周囲を見るも降谷の姿は見えない。
Aは、とりあえず軽く挨拶をする。
景 「あ、もう夕飯終わり?」
『…うん。訓練はもう終わったの?』
伊 「ようやく、終了だ。はぁ…疲れた」
松 「ここで寝るなよ。伊達。」
『…お疲れ様。それじゃ』
3人に苦笑を残し、
Aは足早に寮へ戻って行った。
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white12(プロフ) - 深海さん» お読み頂きありがとうございます!続編は、ただいま内容確認中でして、もうすぐパスワード外せると思います。少々お待ちくださいませ! (2019年8月28日 22時) (レス) id: 1425135a30 (このIDを非表示/違反報告)
深海(プロフ) - 続編がパスワードかかっているんですけど、まだ非公開ですか?続き楽しみにしてます!! (2019年8月28日 22時) (レス) id: e9c616e2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:white12 | 作成日時:2019年8月27日 9時