優等生の葛藤_2 ページ31
景 「…あれ?ゼロ。図書室行くって言ってなかったか?」
降 「…あ、あぁ」
景 「ん?何かあったのか?」
降 「いや…」
現れた景光に、うわの空で返事をする降谷は、
自身の手に残る、
掴んだAの手の、
そして、額 (ひたい)の熱を感じながら、大きなため息をついた。
そして、足早に寮に戻ったAは、
自室で浅い息を吐き出しながら、
胸に手を当てていた。
心臓の鼓動は、
熱のためなのか、あるいは――
先ほどの、間近に迫った降谷の顔が一瞬フラッシュバックする。
鈍い頭痛を覚え始め、
思考が纏まらず、Aはゆっくりと長い息を吐き出すと、
そのままベッドへダイブしたのだった。
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white12(プロフ) - 深海さん» お読み頂きありがとうございます!続編は、ただいま内容確認中でして、もうすぐパスワード外せると思います。少々お待ちくださいませ! (2019年8月28日 22時) (レス) id: 1425135a30 (このIDを非表示/違反報告)
深海(プロフ) - 続編がパスワードかかっているんですけど、まだ非公開ですか?続き楽しみにしてます!! (2019年8月28日 22時) (レス) id: e9c616e2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:white12 | 作成日時:2019年8月27日 9時