祝杯_2 ページ23
景 「しかし…やっぱり春宮は凄いよな。
体術だけじゃなくて、この前の試験の評価も確か…2位だったし。
伊達は3位だったよな?」
伊 「ハハッ。そうだったな。
先月の評価は俺の方が上だったぞ?」
松 「まぁ…、降谷には敵わねぇけどな。
首席で卒業ってヤツか。」
萩 「やっぱ、何やらせても凄ぇよなぁ…降谷は。」
降 「さぁな」
降谷の実力を素直に称賛する面々だが、
当の降谷は軽い返事を返すだけだ。
松 「でも、爆弾処理能力と手先の器用さは俺の方が上だぞ」
萩 「それなら俺もだな」
景 「あと、…運?
俺とのじゃんけんもな」
降 「はぁ…お前らな…」
松 「でも、萩原は体術がまだまだだろ。
春宮に軽々負けてたしな」
萩 「…今日は良い線行っただろ」
松田の言葉に、
ジトリと視線を向ける萩原。
しかし、なんだかんだとスッキリした楽しそうな顔をしている。
全力で奮闘した、ということか。
伊 「ハハッ。確かに春宮に軽く投げられてたなぁ?
降谷もそのうち1本取られるんじゃないのか?
降谷と同じで、かなり負けず嫌いみたいだしな?
やっぱり似てるなお前たち」
松 「…だから、眼科行ってこいって言ってんだろ。伊達。」
降 「悪いが、春宮に1本取られるつもりは毛頭ないぞ」
負けず嫌い精神全開の言葉だが、
降谷もやはり楽しそうに口角を上げていた。
伊 「まぁ、とりあえず…次は覚悟しとけよ?」
景 「俺もゼロから1本取ってみせるからな!」
楽しげな会話とともに、
祝杯の夜は更けていった。
227人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
white12(プロフ) - 深海さん» お読み頂きありがとうございます!続編は、ただいま内容確認中でして、もうすぐパスワード外せると思います。少々お待ちくださいませ! (2019年8月28日 22時) (レス) id: 1425135a30 (このIDを非表示/違反報告)
深海(プロフ) - 続編がパスワードかかっているんですけど、まだ非公開ですか?続き楽しみにしてます!! (2019年8月28日 22時) (レス) id: e9c616e2c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:white12 | 作成日時:2019年8月27日 9時