それぞれの限界_2 ページ17
『…お疲れ様』
降 「あ、春宮か。お疲れ。
ん?それ...」
足早に道場に向かおうとしていた降谷だったが、
Aの手元の資料を見て、ふと足を止めた。
降 「今朝の講義の資料だろ?
その本、教官が言ってた話に関連した本だな…」
『あ、降谷もその資料…』
自身もつい先ほど、教官室で質問していた内容だ。
降谷の手元にも、同じ資料があった。
降 「この事例なんだが、さっき教官も――」
そうして、そのままAの隣に腰掛け、
いつぞやのように議論を始める2人。
『そっか…確かに、この場合は――』
降 「…この本、ピンポイントの事例が載ってるな。
こっちも――」
『さっき見たページ、確か似たようなことが載ってたはず。
えーっと…』
同じ本を覗き込む様にして議論を始めて、
10分ほどが経過した。
『…あ、ほら。
こっちのページに、さっき降谷が言ってた事案に該当する刑法が…
…え?』
しばらく無言で本に目を通していたAが、
きょとんとした声を上げた。
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white12(プロフ) - 深海さん» お読み頂きありがとうございます!続編は、ただいま内容確認中でして、もうすぐパスワード外せると思います。少々お待ちくださいませ! (2019年8月28日 22時) (レス) id: 1425135a30 (このIDを非表示/違反報告)
深海(プロフ) - 続編がパスワードかかっているんですけど、まだ非公開ですか?続き楽しみにしてます!! (2019年8月28日 22時) (レス) id: e9c616e2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:white12 | 作成日時:2019年8月27日 9時