体格差_3 ページ9
バシッ
足技をかけられ、畳に倒れこむ伊達。
伊 「…はぁ…やっぱり、降谷の体術には敵わねぇな」
萩 「ゴツい伊達も軽々畳に倒れちまうんだもんなぁ」
降 「…訓練が足りないだけだろ」
倒れる伊達に手を差し伸べながら、降谷がニヤリと笑う。
そして、その視線の横をスッ通り過ぎたAに、
ちらりと視線を向けた。
降 「ん…?」
伊 「あれ…」
萩 「ん?春宮さん。何でこっちに…」
少し離れた場所で組手を見ていた萩原も、
Aに視線を向けたが、
その足は、
隣で組手を交わしていた長身の2人の男の前で止まった。
降谷たちの、Aの、同期の男たちだ。
『ねぇ。』
「…え?」
「ん?」
目の前に現れたAに、
小さく目を見開く男たち。
『終わったら、1本相手してくれない?』
「は?」
「え?俺たちと?」
『…他に、誰と話してると思ってるの?』
「あ、いや…」
大きな瞳に、うっすらとした唇。
どこか幼さの残るその顔に、
まっすぐ見つめられて戸惑う男たち。
「いや、でも…」
「春宮さんみたいな…、小柄な女の子と…なぁ?」
『…それ、関係あるの?』
目を細めて男を見上げるも、
もごもごと困っている男たちに興味を失ったように、
Aは視線を逸らした。
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white12(プロフ) - 命亜さん» コメントを頂きありがとうございます。アニメ作品でしょうか。タイトルしか存じ上げないのですが,もしかすると本作に類似シーンやセリフがありましたでしょうか。もしそうでしたら,意図的ではないにせよご不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。 (2022年5月14日 10時) (レス) id: 35753a7d46 (このIDを非表示/違反報告)
命亜 - …もしかしてイナズマイレブン知ってますか? (2022年5月13日 19時) (レス) id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
white12(プロフ) - れーか、さん» れーか様: コメントありがとうございます!励みになります。ムラがあると思いますが、更新頑張りますね! (2019年8月24日 9時) (レス) id: 1425135a30 (このIDを非表示/違反報告)
れーか、(プロフ) - 更新頑張ってください!面白いですね! (2019年8月24日 0時) (レス) id: d62f4a4e4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:white12 | 作成日時:2019年8月24日 0時