検索窓
今日:25 hit、昨日:73 hit、合計:110,537 hit

じゃじゃ馬_2 ページ22

『北川さん、すみません。急いでいるので…』

「え、でも、飲んでたんじゃないの?
あ、男と話してたんだっけ?
ま、とりあえず1杯奢るから、ね。
実は今、君にお願いしようと思ってる新しい案件の話が立ち上がってね、
その大事な取引の話も、しておきたいしさ。」

『それは、有難いお話ですが…本当に――』


案件だの大事な取引だの、
この状況でまるで脅しのような言葉を吐く北川に、
Aの顔がさらに歪んだ時、


「あれ?帰ったんじゃなかった?」

『え…』

「は?」

急に横から声をかけられて、
ほぼ同時に声の主の方へ振り向くAと北川。

「体調悪そうだったけど、…早く帰った方が良いんじゃない?
顔色悪いよ?」

『あ…』

「え、あ…、そうなの?
それじゃ、俺は行くね。例の案件についてはまた連絡するから。
…お大事に、月島さん。」


目の前に現れた男に、
体調が悪そうに、いや、実際は不快そうに、なのだが、
笑みを浮かべるAに苦笑いをすると、
北川はBARの方へと足早に向かっていった。

じゃじゃ馬_3→←じゃじゃ馬



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
122人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 萩原研二 , 警察学校組   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:white12 | 作成日時:2019年11月29日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。