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近くの畑仕事をしていた男性陣も、昼前頃からぞろぞろと集まり出す。
彼らが軽トラックに乗せて野菜や果物等を持ってきてくれると、その日の食卓はより豪勢となる為、大歓迎されるのだ。


男性陣と入れ替えに、第一テーブルに座って居たおばあさん方の元には、家庭での家事や食事準備を終えた家族の迎えの車がやって来る。
家族の者に所用や仕事があり、毎日の送迎が難しい場合でも、ここに来れば近所の人が序にと送ってくれたりする為、
朝一番に病院へ行き、処方やリハビリを終えてからサロンに集まり、
まったりお茶と談話をして時間を潰してもらうのは丁度いいらしい。






この日は、珍しく若い女性がサロンやって来た。
どうやら第一テーブルにいた如月さんのおばあさんを 迎えに来たらしい。


「帰るよ、おばあちゃん。
佐々木さんも、今日はおばさんが用事あるらしくて、家まで送ります」

「あら(ふう)ちゃん、悪いわねぇ」


腰を抑えてゆっくりと立ち上がる佐々木さんを、律は杖を支えながら介助した。



「そう言えば佐々木さん、整形外科の処方薬は早めに貰って下さいね。
お守りのように持っていても、痛みは緩和されませんよ?」


にこりといつもの笑顔を向ける律に、佐々木さんは苦笑いを見せた。


「そうよねぇ。そうなんだけど……
一週間分の湿布薬って結構重くて。
ほら、薬局ってお薬貰うまで結構待つでしょう?今度お嫁さんに取って来てもらうわ」


確かに、片杖を突きながら湿布薬の袋を持って歩くのは、彼女にとっては大変な事だ。


「佐々木さん、処方箋は今持っていますか?
見せて下さい。
受診されたのは、確かお店に来てくださった日ですよね」


風と呼ばれた女性が声をかけると、佐々木さんは鞄の中から先程の処方箋を取り出し彼女に見せた。


「処方箋の有効期限は4日間です。
期限が切れた処方箋は使えないので、今日中に受け取りが必要ですよ。
帰りにお店に寄っていきましょう」

「あら、本当なの?風ちゃん、助かるわぁ」

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シオン(プロフ) - この囲碁の影の人は誰か凄く気になります。 (2022年9月27日 7時) (レス) @page49 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 自分のキャラも登場させてくれてありがとごさいます。 (2022年9月19日 22時) (レス) @page38 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - 風を出演させて下さりありがとうございます!こんなにも早くサロンのお手伝いができるとは思わなかったのでとても嬉しく思います!風の態度や話し方、律さんへの接し方と日向くんへの接し方の温度差も私が希望通りです!ありがとうございます! (2022年9月19日 16時) (レス) id: 64ca5697bb (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 律さん、風邪大丈夫になるのですか!心配です。 (2022年9月19日 8時) (レス) @page30 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kohaku | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年9月17日 10時

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