extras…ζ：さくらんぼkiss �� ページ11
まるで、アリアが負ける事を前提とする様な言葉(悪戯)で彼女を煽る隼に、
アリアもまた自身の勝利を確信したかの如く、隼を煽り返した。
((ここまで言われちゃ―――負けられない))
二人はそれぞれさくらんぼを一粒ずつ手に取ると、同時に口の中へと入れた。
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「―――ッ！なんで隼、そんなに早いんだよ……」
「何でって…俺、元々器用だぞ？(キス云々は別として)」
(それに―――ご褒美｛アリアからのキス｝用意されちゃ、本気になるよな……)
ソファーに座る隼の膝上に座らされ、耳まで真っ赤に染めながら片手で口元を隠すアリアの赤い瞳を、覗き見る隼。
この勝負―――互いに巨勢を張っていた割に、意外に呆気なく終了した。
ものの数秒で結んだ隼に対し、アリアが苦戦したからだ。
「罰ゲームまで提案しといて…まだ結べないの？」
―――隼の勝利。
アリアが数分をかけてやっと結び終えた頃には、
隼はアリアの飲んでいた紅茶を飲み干していた。
勝敗は明らかであり、悔しそうに頬を膨らませるアリアを膝上に乗せ
、赤い瞳を覗き込む。
「―――で、何してくれるんだっけ？アリア」
「……ううっ」
(ああもう、可愛すぎる
……ズルいな アリア)
ちぅ。
「？！！」
口元を隠していたアリアの腕が引かれ、唇が塞がれる。
「―――どうして…？」
(……負けたのは、僕の方なのに―――)
「キス、させたかったんだろ？」
「〜〜〜ッッ！！(こんなの…こんなのズルいよ)」
隼の首に、両腕を回してハグするアリア。
「―――っきだ……」
「え？」
「隼が好きだッ！！」
ぎゅっ！
首の後ろに回された腕に、力がこもる。
首元に蹲る朱色の頭を、ぽんぽんと撫でた。
―――アリアはズルい。こんなの、どうしたって勝てやしないだろ……？
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返事は―――甘酸っぱい、さくらんぼと共に……。
―――大好きだ。 と
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美園(プロフ) - kohakuさん» うん可愛いですね…陸翔さんと勝負して負けてもぉなんで！って言って陸翔さんに揶揄われるというか遊ばれるというかなんかそんな感じのが目に見えます笑まぁ結論は可愛いは正義ですね (2021年8月16日 21時) (
レス) id: 62efdfcc66 (このIDを非表示/違反報告)
kohaku(プロフ) - 美園さん» そんなハノンさん可愛い！練習用サクランボは沢山ありますから♪自信満々に、「陸、勝負よ！」と言いながら、可愛く負けて欲しい（笑） (2021年8月16日 21時) (レス) id: cbd072c832 (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - 結べないのも可愛いですよね…意外と負けず嫌いなハノンは影で練習してるかも？まぁ可愛いですね♪ (2021年8月16日 21時) (レス) id: 62efdfcc66 (このIDを非表示/違反報告)
kohaku(プロフ) - 美園さん» ですよね！必死な二人が可愛い♪さて、どちらが勝ったのでしょうか（笑）私的には、この二人、結べないくらいな方が可愛くて良いですけど♪ (2021年8月16日 21時) (レス) id: cbd072c832 (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - 改めてみてさくらんぼのところハノンとリリアちゃん可愛すぎる…尊い！どっちが勝ったんでしょうねふふふ（（ (2021年8月16日 21時) (レス) id: 62efdfcc66 (このIDを非表示/違反報告)
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