extras…δ：推理？ �� ページ2
(ヒトに噛みついといて、それ言うか？！)
言い返してやりたかった文句をぐっと喉で抑えると、隼はワザとらしく大きなため息を零す。
下手に言い返せば後が怖い。
次の仕事も控えており、スムーズに移行するためにはケーキを買ってくるのが
一番手っ取り早い事を、隼は理解している。
「分かった。買ってくる―――」
「よし！！じゃぁ、“３人分”ね？」
「３人分？！(そんなに食うの？)」
聞けば、この後友人を招いて“女子会”をするのだとか―――。
それならそう、素直に教えてくれれば拒否する理由もなかったのだが。
「一つは私の分で、鉄板のイチゴショート！あと二つは……情報屋ハヤトの持つ“知識”と“情報”をフル活用して、推理してみて？」
人差し指を立てて、意地悪く笑って見せるソリティアに、隼は眉をひそめた。
「―――ティアの交友関係なんて知らねーし」
そもそも―――隼は情報屋であって探偵ではない。
そんな苦笑を浮かべる彼に、ソリティアはヒントのつもりか、言葉を加えた。
「大丈夫よ！二人とも、ハヤトの“知っている人”だから」
「俺の―――知り合い？」
女子会…という限りは、(
うわべだけの付き合いの友人なら、彼女が自分の好きなケーキをわざわざ紹介するとも思えないし、部下に適当に茶菓子を用意させるだろう。
ソリティアが茶会を共にする友人の中で、隼がケーキの嗜好まで知っている知り合いなど限られて―――……
「え、まさか？！」
顔を上げて固まる隼の表情を見て、楽しそうに笑うソリティア。
「ふふっ、気づいた？“４人分”用意してくれても良いわよ？ミスト―――」
(そんな恐ろしい茶会に、参加などできない……)
「――――“３人分”な……」
「ハヤトが欲しがるような有益な情報があったら、お話してあげる―――ケーキのお礼に、ね？」
「はいはい―――」
そう言うと、隼は足早にストールを翻して部屋を出た。
(―――……女子会メンバーが俺の推理通りなら、全員から聴きだしてやるけどな…)
客間から、ソリティアの楽しそうな鼻歌が聞こえる。
恐らく女子会の準備を整えているのだろう。
―――まぁ、いっか……。
隼は、屋敷を出てsoleilに向かった。
太陽のような彼女達の笑顔を想像しながら―――。
(……ってか、好みのケーキなかったらどうしよう―――怖)
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第34夜：hide and seek（かくれんぼ）�、�←extras…δ：推理？ � �
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美園(プロフ) - kohakuさん» うん可愛いですね…陸翔さんと勝負して負けてもぉなんで！って言って陸翔さんに揶揄われるというか遊ばれるというかなんかそんな感じのが目に見えます笑まぁ結論は可愛いは正義ですね (2021年8月16日 21時) (
レス) id: 62efdfcc66 (このIDを非表示/違反報告)
kohaku(プロフ) - 美園さん» そんなハノンさん可愛い！練習用サクランボは沢山ありますから♪自信満々に、「陸、勝負よ！」と言いながら、可愛く負けて欲しい（笑） (2021年8月16日 21時) (レス) id: cbd072c832 (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - 結べないのも可愛いですよね…意外と負けず嫌いなハノンは影で練習してるかも？まぁ可愛いですね♪ (2021年8月16日 21時) (レス) id: 62efdfcc66 (このIDを非表示/違反報告)
kohaku(プロフ) - 美園さん» ですよね！必死な二人が可愛い♪さて、どちらが勝ったのでしょうか（笑）私的には、この二人、結べないくらいな方が可愛くて良いですけど♪ (2021年8月16日 21時) (レス) id: cbd072c832 (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - 改めてみてさくらんぼのところハノンとリリアちゃん可愛すぎる…尊い！どっちが勝ったんでしょうねふふふ（（ (2021年8月16日 21時) (レス) id: 62efdfcc66 (このIDを非表示/違反報告)
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