Place δ Horizontal （ リクエスト） �� ページ18
「嫌だ。」
「えーっ、一緒に行こうよ？！」
白檀が同行を迫るのは、恋人の光。
どうせ可愛い水着を選ぶなら、彼にも見て欲しかった…のだが。
(何で吸血鬼のハーフである俺を、真昼間の炎天下に誘う？！)
毎度のことながら、人の気知れずで破天荒な誘いを行う白檀に、光は顔を引きつらせた。
そんな事はお構いなしにと、ぐいぐいと迫る白檀。
「お願い、光君！！一緒に行きたい！！！」
恋人からの熱烈な誘いに、終には折れる光。
「分かった…。だが俺は、泳がないし日差しの下にも出ない。ついて行くだけ、だからな？」
「大丈夫！多分アマテラス様もお酒目的だろうし、私も泳げないから！大人は大人の楽しみ方をしましょう♪」
(泳げないのに海水浴に誘ったのかよ……。ってか、あの人も行くのか……)
「何が大丈夫なのか、俺には分からないのだけど…白檀」
当日は、あれとこれを準備して……楽しそうに頭の中で計画を練り上げる、百面相な彼女の顔を見て、光は仕方がないなとため息を溢した。
・
・
青い海…白い砂浜―――
「そして、隣には生足美女！くぅ〜酒が進むわぁ」
「どこのおっさんだよ……」
「白檀さん〜ッッ」
顔を引きつらせ、早速に頬を赤めてビールグラスを掲げる白檀の手から、あきれ顔を隠しもせず、空のグラスを奪い取る光。隣では、首に腕を回され、ルスネが戸惑っている。
泳ぐのが目的ではないメンバーも多く、バーベキューの出来るプライベートビーチを予約した一行。天照を始め、白檀やサンズ、光、ルスネ、アリサは肉と酒を囲みながら真昼間の宴会を始めていた。
「アリサさんは泳ぎに行かなくていいのですか？」
焼酎瓶とマイグラスを片時も離さないアリサに、ルスネが気を回す。
「ああ、ウチは宴会している方が良い！ルスネの珍しい姿も拝めるしな！」
けらけらと笑い、揶揄うアリサ。
海に行くのだからと、強引に白檀が着せたホルタービキニと、パレオのスリットから見える脚が魅惑的だ。恥ずかしいからと大きめのパーカーを羽織ってしまっているのは惜しいが、この強い日差しからルスネの白い肌を守る為ならば仕方がない…。
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名無しのチート(プロフ) - kohakuさん» 了解です！ (2021年2月14日 22時) (
レス) id: 221a08961c (このIDを非表示/違反報告)
kohaku(プロフ) - 桜雲さん» リクエスト有難うございます！そして毎度、鈴花さんを我が子のように登場させて頂いており、感謝しております！！是非書かせて頂きます！ (2021年2月14日 22時) (レス) id: d6f223475b (このIDを非表示/違反報告)
kohaku(プロフ) - 名無しのチートさん» ご指摘有難うございます！右手記載のあった2か所を修正させて頂きました。また気になる点がありましたら、ご指摘下さい！ (2021年2月14日 22時) (レス) id: d6f223475b (このIDを非表示/違反報告)
桜雲(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいています！リクエストなのですが、もしよろしければ鈴花vs理玖さんが見たいです！お体に気を付けて頑張ってください (2021年2月14日 22時) (レス) id: a765f4403f (このIDを非表示/違反報告)
名無しのチート(プロフ) - kohakuさん» すみません...すっごい言い忘れてました...サンズ左利きです......(すごい今更感) (2021年2月14日 21時) (レス) id: 221a08961c (このIDを非表示/違反報告)
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