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Code No 04 �� ページ30
海音が白藍色のキューブをそっとNO9に近づけると、キューブはNO9に吸い込まれていく。
その初めて見る美しい光景に、目を離すことが出来なかった。
NO9は増殖・成形を続け、その姿は麗しい少女の姿へと変える。
BMIで接続されたマテリアルは、接続主の外見を模すとも聞いたことがあるが、その姿は、瞬きするのも惜しい位に美しかった。
成形を終えたNO9は青白い輝きを止めた。腰まで伸びた茶色い髪をふわふわと揺らし、大きな瞳がじっと海音を捕えた。
「コネクトに…成功したのか？」
こくりと、小さく頷くNO9
「シュテルンバームのマテリアルコードNO9…アバターネームneun(ノイン)。システム良好、ID登録とBMI接続に成功した」
「―――ノイン」
「貴方が、私のマスター。Stern Baumの先を、見せてくれるのでしょう？」
NO9との接続に成功した記憶の欠片の少女は、neun(ノイン)と名乗り、海音に向ってニコリと微笑みを投げた――――。
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Code No 05 片想い �、�←Code No 04 ��
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