雇い主はだれ? ページ1
『…………』
ここ、は…どこだ……………
だめだ、まだ意識がハッキリとしていない……
ようやく目が覚めたと思ったら、全く知らない場所に連れてこられたみたいだ…。
目的の場所には、私が目覚めたとほぼ同時に到着したらしく
私にやられた男達は全員、私を取り囲むようにいる。
私はいま縄で両腕と両足縛られてるから身動きがとれないのに…………まぁ、子供だからといって警戒心を怠らないよりはマシかもしれないが。
しかしこの男達…………なぜか部屋に到着してから一向に動きが見受けられない。
______誰かを待っているのだろうか……?
もしかして雇い主…………とか
そういえば、この男達を仕事として雇ってまで私を捕まえようとしてたその雇い主は、なぜ私を捕まえようとしているのだろうか……
それに、今の私の症状…………………この毒の種類はきっと…………
私が意識が朦朧としている中いろいろ考えていたら、部屋の扉が開いた。
?「本当に貴方たち、Aを連れてきたのよね?
もし今度、間違えてたらただじゃおかないって言った約束、まさか忘れたわけじゃないでしょ?」
モブ「えぇ…今度こそは間違いないかと存じます。」
そう言って、私の前に立っていた男たちが横に並び始め、私の目に雇い主?であろう人が映った。
あぁ、だめだ……視界がボヤケてて雇い主の顔が見えない………が、声的に女性……なのだろうか………
雇い主であろう人も、私のことが目に入ったようだ。その瞬間、なぜ動きが止まったのかは分からないけど…………
?「貴方たち……………………これは一体どういうこと?」
雇い主の人がそう言い放った数秒後、銃声が耳に届いた。
〜次回へ続く〜
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作者名:シロツメ | 作成日時:2022年5月22日 3時