前世警察官が【名探偵コナン】の世界に転生したら、いつの間にか原作の欠片もなかった案件！2

再開~㋪~ ページ44

あれから私の日課は、







朝→筋トレ＆パトロール

お昼→エレーナ先生たちのお手伝い

夕方→れーくんと遊ぶ＆明美ちゃんの護衛

夜→明美ちゃんと遊ぶ








的な感じで、数ヶ月が経った。
そんなある日、れーくんから一言。







降谷「明日、僕の親友に会ってほしいんだ！Aちゃんのこと紹介したくって！」


『ほんとっ！？会いたいな！楽しみ！』









という昨日の会話。


あれ……確か原作での彼の幼馴染は【ヒロ】基ひーくん。

…あ、認めちゃった。






ま、とにかく、ひーくんは親戚の家へ引っ越したあと、れーくんと幼馴染になったと思う…。



あの事件から数ヶ月が経ってるってことは、もう既にれーくんとひーくんは親友になっていてもおかしくないよね…？



なら、このタイミングで言ってくる【親友】とは、ひーくん…………なのかな…？







…いや、違うかもしれない。
だから、あまり期待しないでおこう。


ひーくんに会えたらいいな………なんて期待。






もし会えなかったら、寂しくて思わず顔に出そうだし………それは、れーくんにもその友達にも悪いからね。







と、つい先程までは考えていたのだが………
















諸伏「Aちゃん…!!!」


降谷「…???」


『…………………え？』








何この状況…………取りあえず、私のことを抱きしめてくるひーくんが可愛すぎる。



そして、この状況に困惑しているれーくんも可愛い。



うん、でもれーくんの気持ち分かるよ。私もびっくりしてるから。









〜少し時を遡る〜










今日は私が先に来たのか……。






と、ベンチに座りながら、公園内をぼんやり眺める。

今の時間帯にしては珍しく人がいないらしい。








『ん…？あれって、落とし物かな…』



砂場の上に、ハンカチらしきものが落ちているのが見えたので、私はベンチから立ち上がって砂場へ向かい、そのハンカチを拾おうとした。








が、横から何かが私に飛びついてきたので、私は砂場に倒れてしまった。


飛びついてきたのは、皆さんお察しの通りひーくんです。







そして、最初に戻るんですが、ずっとひーくんが私の上に乗って、まるで押し倒されてるような感じで抱きつかれている。











＿＿＿はぁ……幸せ……………ってか良い匂いだ。この香りすごい好き……









と、思わず私もひーくんを強く抱きしめ返した。










降谷「………ｯ!」











〜次回へ続く〜

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