前世警察官が【名探偵コナン】の世界に転生したら、いつの間にか原作の欠片もなかった案件！2

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『………それで、私に何の用ですか？おにーさん??』




？？「ﾎﾎｯ…私はおにーさんと呼ばれる歳じゃないんだが、実際にそう言ってもらえて中々嬉しいものだな」






『………なんでもいいけれど、早く本題を話してくれませんか？』




？？「なるほど…それが君の本当の素顔なのかな…？いやはや、手厳しいな」




『あなたが怪しい人間だからでしょ？最近貴方がここに通ってたのは、私を監視してたから。違う？』





？？「ｯ!気配はできるだけ消していたのだが………君は…狙撃の腕前や頭脳だけでなく動体視力まで持っているのか……いやはや、かなり興味深いな」





『あれだけ見つめられたらね…………それに、貴方は私に日本語で話しかけた。私の後ろ姿は、外国人に見えなくもないのに。


それはなぜか……貴方は、私とパパが日本語で話していたのを見てたからよ！
私はパパとしか日本語で話さない。それ以外の人には英語よ。


そして、貴方がここに通っている間、私は日本語で話す機会は殆どなかった。


それなのに、私が本当は日本人だなんて分かるのは……ずっと観察していないと、絶対に不可能よ！』






？？「まさか、ここまでとは……………文句無しの合格だ」




『……ん？それは一体どういうこと…？』




？？「とにかく、着いてきて欲しい。そうすれば分かるはずだから。」




『………わかったわ。』







この人は、私が子供だとかなり油断してるはず…。

いざとなれば、叩きのめしてやるわ…。






？？「おや。それは良かった…。私は、なるべく騒ぎを起こしてはいけない人間でね…。素直に頷いてくれたほうが、こちらとしても助かるよ。」






『…!!』








この人もしかして………………








〜次回へ続く〜

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