前世警察官が【名探偵コナン】の世界に転生したら、いつの間にか原作の欠片もなかった案件！2

❽新たな出会いの予感 ページ21

あれから半年間。




私は、前世のときのように毎日銃の訓練をした。
次元も毎日付いてくれる程暇ではないので、自主練の日も結構ある。






＿気付けば私は4歳になっていた。






研ちゃんやじんぺーちゃん、それにひーくんは、そろそろ学校生活に慣れた頃かなぁ……


東都で会ったあの金髪の少年……そういえば名前を聞くの忘れちゃってな〜



こう兄とけん兄は新しい中学校生活楽しんでるかなぁ……



千速ちゃんとゆい姉は今頃なにしてるかなぁ……





と、日本にいた頃の友人を思い浮かべてしまうほど、日本が恋しくなってきた今日このごろ………

……そういえば……







…ﾌﾌｯ…ゆい姉、私知ってたんだからね？
ゆい姉は実はこう兄達と同い年じゃないってこと。


こう兄達と同じで、おねーちゃんって呼ばれたいから、年上のフリしてたってこと。






だって、ゆい姉は確か……原作で29歳。研ちゃん達と同い年なはずだから。




……………。







って違う!!原作とか何言ってるの!?
ここは【名探偵コナン】の世界じゃないんだからね！






と、色々１人で考えていたら、突然後ろから声をかけられた。







？？「すまない。少し話を聞いてもいいかな、お嬢さん」



『………ん？』






あ、この人最近よく来てた人だ。







何で分かるのかというと…

毎日、射的場に来るとやっぱり常連さんの顔も覚えちゃうわけで…………その中でも、この人はかなり私の中で印象的だった。なぜなら………









＿狙撃が慣れているような感じだったから。







『……うん！いいよ！』








＿この人は一般人じゃない。








私の感がそう告げている。








それに、どうして日本語で話しかけてきたの？
ここはアメリカなのに……








それは考えたらすぐに分かった。





〜次回へ続く〜

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