前世警察官が【名探偵コナン】の世界に転生したら、いつの間にか原作の欠片もなかった案件！

❶凄い出会いの予感 ページ8

((え？誰………このイケメンなお爺さん。
しかも英語で話してるってことは、ここは外国？

ともかく、情報が足りなさすぎる。
その為にも、このお爺さんの話はしっかり聞かないと！))

………………………………………………



それから、２日間。
私は動けないため、周りに注意を向けたり、ここに訪れてくる人達の話を聞いたり。

と、色々忙しない毎日を過ごした。まぁ、警視総監だった頃に比べると全然楽なんだけど。


私が集めた情報をまとめてみよう。

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・私は死にかけた日から１週間後に目覚めた。

・目覚めた日に、医者に診てもらったが驚くほど異常がない。

・私の今の年齢は約一歳半くらい。

・そして親は分からない。


・私をここに連れてきてくれた人達は、あのお爺さんではないらしい(因みにまだ会ったことがない)


・あのお爺さんの名前はLiam・Nathan
［リアム・ネイサン］

・ここはある大学の特別な部屋

・リアムさんは、ここの大学の一番偉い人(つまり理事長)

・たまに訪れてくる人たちは、ここに通う生徒達

・そして英語の発音や雰囲気的に、この国はアメリカ

・そして今日、私を拾ってくれた人達が来るらしい



そして１番驚いたのが……



・私の見た目は、前世の幼少期と全く変わらないのに、色素が全体的に薄い!!

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以上が分かったことなんだけど、なんで全体的に色素が薄くなってるの!?


まず髪の毛!!

私は前世、純日本人だったから髪の毛は真っ黒だった!!

のに今は、薄い茶色!!!!

いや、夜になったり暗い場所にいたら真っ黒に見えるけど……

逆に明るい場所だと、金髪とまではいかないけど、それくらい明るい色に見える!!


そして次!!目の色！！
こちらも髪の毛と同じで、前世は真っ黒だった!!

のに今は、紫色！

こちらも暗い場所だと、紺か青っぽく見える瞳だけど、明るい場所だと赤紫になる！


どういうことなのｯｯ!?





と、色々考えている私だが急に思考がストップした。



なぜなら、この部屋の扉が怖い程静かに開いたから。

まるで、息を殺すかのように。
自分たちの存在をしられないように。



生徒たちだったら騒がしく開ける。
リアムさんなら、扉を開ける前にコンコンしてから入る。



今開けた人物は、いや人物たち(・・)はそのどちらにも当てはまらない。





一体誰が入ってきたのだろうか……｡
　



〜次回へ続く〜

次回からあの人たちが登場！

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