前世警察官が【名探偵コナン】の世界に転生したら、いつの間にか原作の欠片もなかった案件！

家での生活 ページ18

家へ帰るのは苦痛だった。








そして皆が知りたかったであろう、私の謎の答えは……「お金」だった。

つまり、この二人は私の本当の両親ではないということだ…。






リアム理事長の大学は、特待生や生徒の年齢が低いほど、お金が支給される制度なのだ。




私は、そのどちらにも当てはまってしまった。




私が優秀であればあるほど、支給されるお金の金額が上がる。





あまり最初から問題を解きするのもあれなので、1回目のテストは少し抑えた。

その結果、初めのテストは特待生ではなかった。





その日から、特待生にならないと怒鳴られるようになった。

酷いときは、とても2歳児には耐えられない暴力を振われるという虐待をされる毎日を過ごした。





ま、私は普通の2歳児ではないので全く効かないけどねっ!!

このくらいの怪我や、上の人に精神的に来る説教など若手時代の警察官なら誰でも経験することだ。






まぁ、流石に骨が折れるほどの怪我は痛いけどね…。



話が急に変わるけど、ルパンたちも同じ教室だったんだ！




…いや、少し語弊があるな。

私がいるクラスに無理やり変更したり、1年で卒業できるところを、わざと２年間にして私と同じ日に卒業ができるように、裏で手を回したらしい。





いや、どんだけ私に執着してんのっ!?

そこまでしなくても良くない!??






＿ま、嬉しくないわけじゃないけどね……








ｺﾞﾎﾝｯ!ま、それは置いといて。
あまりひどい怪我を負わされた日、私は必ずルパンたちに関わらないようにしてる。


異常に勘が鋭い人たちだから、少しでも変な動きをしたらすぐにバレる。

バレたら面倒くさいことになりかねないので、なるべくバレることは避けたい。





ルパンたちなら、裏で色々暴走して、あの二人に呪いをかけそう……最悪の場合、存在を消してしまうかも……



いやいやっ！どんなに最低な人でも、流石にそれはやり過ぎだよルパン達!!

そこまでは望んでない!!ちゃんとした方法で牢屋にぶち込んで、罪を償ってほしいの私は!!






などの理由で、ルパンたちにバレたくないのである。




まぁ…あの二人は後々、私が対処すると考えよう……
そう、これが賢明な判断無はず……だよね？





〜次回へ続く〜

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